「JIN-仁-」の最終回の
22:00からの1時間だけ見ました。

 私は、タイムスリップの過去と現在の複雑な絡み、
というのが好きなんですね。

 「JIN-仁-」の前回のシリーズも、今回のシリーズも、まったく見なかったが、
最終回の最後の1時間だけ見ても、実に面白かった。

 現代の世の中が、複数存在する、という仮説は、SF映画に時々、出てきます。

 私は、そういうのが好きなんですね。

 映画でヒットした「今、会いにゆきます」も、
タイムスリップのお話しです。

 「今、会いゆきます」の原作を読むと、
実に複雑な、現代と未来の絡みがあるのです。

 主人公は、まだ結婚していないのに、
自分が死ぬ直前の未来に、タイムスリップするんですね。

 そこには、結婚して夫と子供がいるんですね。

 自分は、この人と結婚しなければ、自分の寿命は長く延びるのに、

それを選ばず、子供を誕生させるために、
その人との結婚を選ぶ、短い人生の方を選ぶんですね。

 映画では、そこんところは、あまり描かれていませんでした。
(だいたい、中村獅童はミスキャストだが)

 映画では、ほとんど未来だけが描かれていましたが、
原作は、複雑なタイムスリップの絡みがあるのです。

 映画「バックトゥザフューチャー」も、
第2作は、現代と未来と過去の複雑なタイムスリップの絡みがあります。

 私、そういうのが好きなんですね。