株主は、毎年、原発反対を提案してるんですね。
 
 株主総会は、1株1票だから、大株主が原発反対を提案したら、
社長解任が出来るんだけどな。
 
 
●関電株主124人、原発廃止提案
 29日に株主総会
 
6月12日 22:30
 
 関西電力が29日に開催する株主総会に、
同社の株主124人が
 
原発の廃止を求める提案をしたことが分かった。
 
 八木誠社長の取締役解任
 
原子力から自然エネルギーへの転換を宣言する
 
など、株主からの提案数は昨年より1件多い17。
 
 同社取締役会は全議案に反対している。
 
 関電の開示した株主総会への招集通知によると、
株主124人が
 
放射能処理ができない原発はやめる」という定款変更や、
 
危険な原発を多数稼働し続けている」ことなどを理由にした
八木社長の取締役解任を提案した。
 
 また、株主36人からは
 
自然エネルギーへの転換を宣言し、
 
政府に原子力を軸にしたエネルギー政策を改めさせるよう働きかけることや、
 
オール電化住宅の普及を中止することを求める提案がある。
 
 一方、関電取締役会はすべての提案に反対を表明。
 
 
 原発の廃止提案に対しては
 
「今後とも安全運転の確保を大前提に、
原子力を中心とした最適な電源構成をつくり、
持続可能な低炭素社会の実現を目指す」としている。
 
 同社の総会は
 
原発に反対する株主とのやりとりも含めて毎年、
 
時間が長く、
 
昨年は3時間43分かかった。
 
 今年は10日に15%の節電要請を発表、
 
関電の経営面でみれば電力の利用が減れば
売り上げも減る要因になることから、
 
今年の総会はさらに紛糾が必至だ。
 
 関電幹部は「今年は確実に4時間を超える」とみている。
(清井聡)
 
■朝日新聞社