●脱原発!求む!中継市民!日本全国一斉デモ
「6.11脱原発100万人アクション」
インターネットで全世界に向けて配信予定!
 
シネマトゥデイ
 [6/10 18:12]
 
 日本から、全世界へ!
「6.11脱原発100万人アクション」
完全ライブ中継プロジェクト
 
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 6月11日、日本全国にて行われる脱原発デモ
「6.11脱原発100万人アクション」
の市民参加型多元ライブ中継を行うため、
Independent WebJournal (IWJ)とOurPlanet-TVが
イベントの模様を全世界に発信するボランティアの
“中継市民”を募集している。
 
 東日本大震災から3か月の節目となる6月11日、
 
日本全国では
「原発を停止する、
 
再稼働しない、
 
増設しない。
 
20ミリシーベルトなど、被ばく基準の緩和に反対する。
 
原発から自然エネルギーへシフトする」を訴える、
史上類を見ない大規模な市民デモが行われる予定だ。
 
 「6.11脱原発100万人アクション」と名付けられたこの活動には、
 
現在日本のみならず、
 
世界からも参加表明の声が続々と上がっており、
 
現在賛同団体が662件、
 
賛同個人が4,862件と、
 
類を見ない規模で広がってきている。
 
 岩上安身氏が代表を務める
Independent Web Journal (IWJ)と、
白石草が代表を務める
OurPlanet-TVは、
 
6月11日、朝の11時から夜の21時まで、
10時間にわたって
 
Ustream や Skype などを通して、
 
全国で行われるデモの多元ライブ中継を実施。
 
 現在ホームページでは中継市民を募集しているが、
“中継市民”とはいったいなんなのか?
 
 白石草代表に聞いてみると、
「たとえばiPhoneを持っている方だったり、スマートフォンを持っている人なら、
コンタクトが取れ次第、アプリをダウンロードするだけで簡単に中継をすることができます。
 
 現段階で、すでに国内では
40か所の中継が決定しております」
 
とのこと。
 
 現在サイトでは、ミュージシャン・斎藤和義の反原発ソングにのせた
オリジナルの告知CMが流れつづけている。
 
 福島第一原発で起きた事故の後、
原発に対する問題意識は国内で高まりつつある。
 
 11日18時より行われる“6.11脱原発新宿アルタ前アクション”
に向けて準備を進めているひとりである曽野さんは、現在29歳。
 
 「3月11日の震災まで、原発に対して問題意識が薄い人間でした。
 
 でも、事故が起きて、責任を取らない政府や東電のあり方に疑問を感じ始めた。
 
 なかには、デモに興味はあるけど参加するのが怖かったり、
周りから浮くんじゃないかって思っている方もいると思います。
 
 でも、僕らも、皆さんと何も変わらないってことを知ってほしい。
 
 どうせ声は届かない、と無力感を感じずに、立ち上がってもらいたい」
 
と呼びかけた曽野さんは、
 
「マスコミではあまり報道されることがないが、
 
浜岡原発の停止も、
子どもの20ミリシーベルトを1ミリシーベルトに近づける、
という文科省の発表も、
 
政治家が動かしたのではない。
 
 浜岡原発を止めて欲しいと訴え続けた技術者や、
人々の声、
 
文科省に集まった1,000人を超える母親たちの声があったからこそ、
 
政府は重い腰をあげたんだと思います」と行動することの意味を訴えた。
 
 海の向こうでも、市民の声は政治の風向きを変えた。
 
 昨年秋には、既存原発の稼働期間を延長する計画も発表し、
 
原発推進派だったドイツのメルケル首相は、
 
日本で起きた原発事故からたった2か月で、
 
2022年までに国内原発を全廃する脱原発宣言を発表。
 
 その裏には、脱原発を声高に訴えた25万人規模の
ドイツ国民のデモ運動があった。
 
 ドイツ、スイスが脱原発宣言をする中で、
 
原発事故の当事者である
 
日本はいまだに何の行動も始めていない。
 
 「菅総理大臣をはじめ、すべての官僚たちに、永田町から、
 
この大規模なデモを見に来て欲しいです」と最後に、曽野さんは言った。
 
 “脱原発”という未来に向けて立ち上がった国民の声は、
インターネットを通して、全世界に発信される。
(編集部:森田真帆)
 
【関連情報】
・「6.11脱原発100万人アクション」ホームページ
 
・「6.11脱原発100万人アクション」完全ライブ中継プロジェクト
 
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(2011/06/11)
(シネマトゥデイ)