法律が、人を殺すのかい。

 勤務時間外だからと、人が死ぬのをじっと見ているのかい。

 この救命士は、勤務時間外にもかかわらず、
人命救助したと、表彰すべきです。

 尖閣諸島での中国漁船の衝突事件を撮影したビデオを
YouTubeに投稿した(私は「流出」とは言わない)
海上保安庁の人とおんなじだな。

 公務員としては、許されない行為だったと言うけれど、
政府が国民にビデオを隠していたのと、

どっちが重大な問題なんだ。

 東北関東大震災
(私は「東日本大震災」とは言わない。
なぜなら、名古屋も東日本になるから)

の場合も、法律を杓子定規に守ろうとしているバカな役所がある。


●勤務時間外に人命救助したら
懲戒処分になった救命士 /
国民の声「何のための救急救命士だ」

6月1日20時51分

 勤務時間外に人命救助をした救急救命士が、
消防本部から懲戒処分を受けていたことが判明。

 この出来事を知った国民の多くが

「なんのための救急救命士だよ」や

「ルールに縛られるのが好きな国やなホンマ」

などの声をあげており、

融通のきかない消防本部の判断に釈然としていないようだ。

 この救急救命士は茨城県石岡市消防本部に所属しており、

休暇中に東名高速道路を走行していたところ交通事故の現場に遭遇。

 男性がケガをしていたため、
応急処置として注射針を打つなどの行為をした。

 この出来事は多数のマスコミが報じており、

NHKは「法令では、救命処置を勤務時間外に行うことは認められておらず、

消防本部は、この救命士を停職6か月の懲戒処分としました」と報じている。

 この救急救命士は依願退職をしたとのこと。

 法令で時間外に救命処置を行うことは禁止されているらしく、

さらに注射針を許可なく持ち出していたことが問題だったようだ。

 救急救命士は東日本大震災後に、
念のためすぐに対応できるように備品を持ち出していたらしい。

 以下は、この件に対する国民の声である。

・インターネット上に書き込みされた国民の声

「人はルールを守るけどルールは人を守らない」

「倫理と秩序の天秤か。難しいな」

「頭かてぇ」

「人命を救うために自分は職を失ったんだぞ」

「融通性を高めた新しい枠組みが出来ることを期待する」

「助けられた人は署名集めて嘆願書出すべき」

「これは消防署が悪いと いうよりさっさと法改正しろって話だろ」

「ルールに縛られるのが好きな国やなホンマ」

「正義感でやったことだし同情も理解も集まると思うんだが半年の処分てのは長い」

「備品持ち出しただけで退職にまで追い込むのは厳しすぎじゃないか」

「緊急時に素人が医療行為や救命措置をするのはセーフじゃなかったか?」

「この人再就職できんのかな。
気の毒に。役所の保身のための法令なのになあ」

「人命救助に対しては賞賛されなければならないが法律は破っちゃだめでしょ」

「俺産婦人科医だけどこれからはプライベートでは無視するわ」

「こんな国だから原発事故も起きるんだよ。割と本気でそう思う」

「でも自分が患者だったらすっごい感謝すると思う」


 目の前に助けなくてはならない人がいた場合、

もしあなたが救急救命士だったらどうするだろうか?

 この問題は、非常に難しい問題だ。

 確かにルール違反だが、それを破らなければ処置はできないのだから。

(ロケットニュース24)



●「NHKニュース」
勤務外で救命処置、停職6カ月

 茨城県石岡市の消防本部の救急救命士の男性が、
勤務が休みだったことし4月、
交通事故の現場で救命処置を行っていたことが分かりました。

 法令では、救命処置を勤務時間外に行うことは認められておらず、
消防本部は、この救命士を停職6か月の懲戒処分としました。

 懲戒処分を受けたのは、
石岡市消防本部の救急救命士で54歳の男性です。

 石岡市消防本部によりますと、
救命士の男性は、勤務が休みだったことし4月、

静岡県の東名高速道路で交通事故の現場に居合わせた際、
けがをした男性の腕に注射針を刺すなどの救命処置を行ったということです。

 法令では、救命処置を勤務時間外に行うことは認められておらず、
処置をとる際に本来は必要とされる医師の指示も受けていなかったということです。

 また、注射針などは、業務以外に持ち出しを禁じられた消防本部の備品だったということです。

 石岡市消防本部は、法令に抵触する可能性が高いとして、

救命士を先月31日付けで停職6か月の懲戒処分にし、
男性は依願退職しました。

 消防本部の調査に対して、
救命士は「震災後、

同じような事態が起きた際に、

すぐに処置できるよう備品を持ち出していた。

 注射をしたのは、

搬送先の病院ですぐに手当てを受けられるようにするためだった」と話しているということです。

 石岡市消防本部は「人命救助を目的とした行動であっても許されないことで、
再発防止に努めていきたい」としています。