●「福島」について語った山本太郎と室井佑月のその後
 
  5月27日15時10分
 
 作家の室井佑月が、
NHK朝の情報番組『あさイチ』の5月26日生放送にて
 
「子供たちに福島の野菜を給食で食べさせるなんてかわいそう」と爆弾発言し、
賛否両論の物議を醸している。
 
 言うまでもなく、東日本大震災に伴う
福島第一原発不安による風評被害の話題を指しているが、
福島県内の放射能について
政府、東京電力の発表よりも危険な状態のはず」と
信じる視聴者は室井の発言に賛同し、
 
風評被害に苦しむ県内の農家を案じる人々は、
室井発言に真っ向から反発した。
 
 発言内容の是非はともかくとして、
朝の生放送でびっくりさせる発言をカマしてしまった室井の、
 
今後のTV仕事への影響が気になるところである。
 
 何しろ、福島問題について積極的に発言していた著名人の仕事にすでに、
何らかの影響が出始めているからだ。
 
 震災後、twitterやYouTubeで常に反原発を表明し、
23日には文部科学省前に集い、
子供たちへの被曝量制限基準値引き上げ撤回を要求する
デモまで行った俳優の山本太郎は、
7月から撮影を予定されていたドラマの出演を外されていたことを、
26日に自身のtwitterで明らかにした。
 
 ほぼ同時に発生した室井発言と山本降板事件の余波を受けたのか、
 
現在2ちゃんねるやtwitterを中心に、
元プロ野球選手の長嶋一茂
5月22日の『モーニングバード』(テレビ朝日系)出演時に、
番組の企画でスタジオに並んだ福島の野菜を前に
 
俺は食べない。
 
 安全かどうかはっきりわからないものを
 
カメラの前で食べて視聴者に
 
安全だというメッセージを送りたくない。
 
これを食べて本当に農家のためになりますか?
 
と発言したという情報がかなりの勢いで拡散されているが、
デマ説も流れており、ネットユーザーには冷静な情報の取捨選択が望まれるところだ。
 
(リアルライブ)