フィギュアスケートネタです。

真央「周りのいいなり」卒業を

の記事を先に読んでください。

 この記事の感想です。

 高田文太氏の記事は、まったく、その通りです。

 韓国は、液晶テレビの世界戦略に成功したように、
 オリンピックで金メダルを取るために、
やっぱり、きちんと計画を立てるのです。

 それに比べて、日本は、スポーツは何でも選手任せなのです。

 私は、オリンピックで、メダル、メダルと
メダルの数ばかりを騒ぐのは、好きではないが、

浅田真央さんに、
オリンピックで金メダルを取らせようと考えるのなら、
2006年から、少なくともバンクーバー五輪まで
務めてくれるコーチをきちんと決めて、

「チーム真央」をきちんと組織すべきなのです。

 オリンピックの直前になって、浅田真央さんに、
「金メダル取って」なんて言っても、
選手個人にプレッシャーをかけるだけです。

 日本スケート連盟も、マネジメント会社も、コーチも、

あんたら、浅田真央さんに対して何にもやっていないでしょ。

 特にコーチは、オリンピック戦略も何も考えずに、
自己満足のために「鐘」という曲を浅田真央さんに与えて、

それで、いいわけないでしょ。

 きちんと「チーム真央」を組織して、準備を万端整えて、からなら、
「金メダル取って」と言ってもいいでしょう。


 このブログの先の記事にも書きましたが、
「Number769号」に
「浅田真央が告白するバンクーバーの銀と世界選手権の金」
という記事が載っています。

 その中で、浅田真央さんは、
「タラソワコーチと一緒に練習したのは、10日を4回くらい」

「タラソワコーチと会うのが少なかったので、
しっかりした信頼関係を築けなかった」

と述べています。

 オリンピックシーズンのコーチと、
一緒に練習したのは、たったの40日。

 こんなの、いいわけないでしょ。

 これが、オリンピックを直前に控えた
金メダルを取ろうとしている選手に対してすることですか。


 高田文太氏の記事によると、
グランプリシリーズの浅田真央さんの日程で、もめたそうだが、

それで被害をこうむるのは、浅田真央さんです。

 あんたら、責任のなすり合いをしていて、どうするんですか。


 オリンピックは4年に1度しかないのです。

 渡部絵美さんの言葉を借りれば、
浅田真央さんは、
年齢制限で、オリンピックの出場は1回少ないのです。
 チャンスは19歳と23歳の2回しかないのです。

 だから、選手にとって、4年に1度のオリンピックというのは、
時間的に、選手の人生においても、非常に大切な時間なのです。

 その大切なオリンピックシーズンに、

決めたコーチは、たったの40日しか練習できない。
スケート連盟で内輪もめ。

 そんなことでは、浅田真央さんは、金メダルが取れるはずがないでしょ。
 浅田真央さんの大切な1回のオリンピックシーズンを無駄にしたような気がします。


 民主党政府に危機感がない、とよく言いますが、
 オリンピックの出場の機会が
1回少ない浅田真央さんに対しての危機感というのは、
日本スケート連盟や周りの人たちに、なかったのではないですか。

 浅田真央さんは、非常に悪い状態でも、
バンクーバー五輪で銀メダルを取っているのです。
 つまり、きちんと準備をすれば、金メダルが取れたのです。

 フィギュアスケートは採点競技です。
 その年のオリンピックで誰が上位に来るか、だいたい予想が付くものです。
 その予想に、浅田真央さんが入っていたはずです。

 ならば、浅田真央さんが金メダルが取れるように、
日本スケート連盟がサポートし、
「チーム真央」をきちんと組織すべきじゃないですか。


 今シーズンも、コーチを決めるのに、ゴタゴタがあり、

「ようし、私の人生を賭けて、浅田真央を指導する」
というコーチはいないのですか。

 みんな、保身に走って、
浅田真央さんのコーチになることに逃げ腰になっている。

 これでは、中国漁船衝突事件と同じではないですか。

 日本人の国民性と言ってしまえば、
それまでだが、それではいけないのです。


 高田文太氏の言っているように、
今のままでは、やはり、2014年のオリンピックも、
バンクーバー五輪の繰り返しになると思います。

 前から、私は、何度も言っているけれど、高田文太氏の言う通り、

浅田真央さんは、もう、人のいいなりにならずに、
何でも自分で決断してください。

 自分でコーチを決めれば、もし失敗したとしても、
自分の責任だから、フラストレーションはたまりません。

 他人が決めたコーチなら、不満は言えませんからね。

 不満を言わない。言い訳を言わない。

 それが浅田真央さんの人気の要素だと思います。

 しかし、オリンピックで金メダルを目指すのなら、
はっきりと「NO」は「NO」と言ってください。
(このブログの、この記事の丸写しはご遠慮ください)