フィギュアスケートネタです。

 グランプリロシア大会で、パトリック・チャンもザヤってしまいました。

 しかも、コンビネーションを4回跳び、3回転の3種類を2回跳ぶという
2重の違反をしています。

 パトリック・チャンのジャンプ構成は、以下の通りです。

4T< 転倒
3A+3T
3Lz
3A 転倒
3Lz+SEQ 転倒
3F
3Lo+2T
2A+3T

で、最後の2A+3Tが0点になっています。

で、
3A+3T
3Lz+SEQ
3Lo+2T
2A+3T

の4回コンビネーションを跳んだことになります。

最後の2Aは、単独の予定だったのが、3Tを付けてしまったのですね。

3Tを付けたおかげで、
3A、3Lz、3Tの3種類を2回跳んでしまったのです。

 同じ種類の3回転を2回跳ぶ場合は、
片方をコンビネーションにしなければいけないが、
コンビネーションにできなかった場合は、
片方は、

「ただ一つのジャンプで構成されるジャンプシークエンス」として、
コンビネーション扱いになります。

 同じミスを織田信成さんもやっています。

 だから、同じ種類の3回転の片方をコンビネーションにできなかったとしても、
あらたに、コンビネーションを増やしてはいけないのです。