フィギュアスケートネタです。

 羽生結弦さんのNHK杯のプロトコルです。

●ショート
      BV  GOE
①3A    8.50 1.43
②3Lz+3T 10.10 -0.30
③CCoSp4  3.50 0.10
④3F e  5.30 -0.70
⑤SlSt3  3.30 0.29
⑥FCSp3  2.80 -0.04
⑦CSSp4  3.00 0.57
合計   36.50 1.35

6.46
5.96
6.36
6.39
6.29
31.46

TES 37.85
PCS 31.46
TSS 69.31

 最初の①3Aは、回転が終わってから着氷しています。
 高橋大輔さんの3Aは、回転不足疑惑があるけれど、
羽生結弦さんの3Aは、完璧です。
 だから高橋大輔さんより高い1.43のGOEが付いています。

 ②3Lz+3Tの3Lzは、着氷が前のめりになったので、-0.3の減点です。
 3Lzが前のめりになったにもかかわらず、3Tを付けたのは、すごいです。
 普通、あの状態だと、第2ジャンプは2Tにするのですが。

 ④3F eに「e」が付いているのは、アウトエッジになっていますか。


●フリー
     BV   GOE
①4T   10.30 1.29
②3A    8.50 -0.71
③3F e  5.30 -0.70
④CSSp4  3.00 0.50
⑤3Lz+2T  7.40 0.50
⑥SlSt2  2.30 0.36
⑦3A+3T* 13.86 0.43
⑧3Lz*   6.60 -0.60
⑨1Lo*   0.55 -0.09
⑩FCCoSp3 3.00 0.21
⑪ChSt   2.00 0.71
⑫3S*   4.62 0.10
⑬CCoSp3  3.00 0.14
合計   70.43 2.14

6.64
6.32
6.68
6.71
6.57
65.84

TES 72.57
PCS 65.84
TSS 138.41
SP  69.31
総合207.72

 最初の①4Tは、完璧です。回転が終わってから着氷しています。
 だから、高橋大輔さんより高い1.29のGOEが付いています。

 次の②3Aも、着氷が乱れて減点になっていますが、
これも、回転が終わってから着氷しています。

 ③3F eは、ショートと同じ、アウトエッジになっていますか。

 ⑦3A+3T*も、着氷は、完璧です。後半で、
3A+3Tを跳ぶのは、点数が稼げますからね。

 3位になったフローラン・アモディオとは、技術点で1.17の差しかないのに、
PCSで4.18の差があったので、3位になれずに、4位になったのです。

 ショートの差は、0.7点の差しかなかったのですが、
フリーで、PCSの差が付いてしまった感じですね。