フィギュアスケートネタです。

 高橋大輔さんのNHK杯のプロトコルです。

●ショート
      BV  GOE
①3F+3T e 9.40 -0.20
②3A    8.50 -1.71
③FLSp2  2.40 0.21
④3Lz   6.00 0.50
⑤CSSp4  3.00 0.43
⑥SlSt3  3.30 1.07
⑦CCoSp4  3.50 0.43
合計   36.10 0.73

8.18
7.89
8.32
8.36
8.46
41.21

TES 36.83
PCS 41.21
TSS 78.04

 最初の①3F+3T eは、
「e」が付いているのは、
エッジがフラットになっているからでしょうか。

 ②3Aは、片手お手つきで-1.71の減点です。

 ④3Lzは、フリップのような助走です。
 普通、ルッツの助走は、初めからバックで助走して、
そのまま踏み切るのがルッツです。
 しかし、高橋大輔さんのルッツは、
フリップのように、前進で助走して踏み切る直前に
後ろ向きになって踏み切ります。
 黙ってれば、フリップと間違えそうですね。

 ⑥SlSt3は、1.07の
GOEが付いているのは、さすがですね。

 PCSは、9点台が5個あります。
 振り付けと音楽がピッタリ合っているので、
これだけの高いPCSが出るのでしょう。


●フリー
      BV  GOE
①4T   10.30 1.00
②3A    8.50 1.00
③3Lo   5.10 -0.50
④FCCoSp3 3.00 0.14
⑤CiSt2  2.30 1.14
⑥3F+2T* e 7.37 -0.60
⑦3A+2T* 10.89 0.57
⑧FLSp3  2.90 0.14
⑨3Lz*   6.60 0.60
⑩1S*   0.44 -0.01
⑪3Lz+2Lo<*8.03 -2.10
⑫ChSt   2.00 2.00
⑬CCoSp3  3.00 0.36
合計   70.43 3.74

8.39
7.93
8.36
8.50
8.61
83.58

TES 74.17
PCS 83.58
転倒 -1.00
TSS 156.75
SP  78.04
総合234.79

 最初の①4Tは、9時の位置で着氷しているので、
ほかの選手なら回転不足を取られます。

 次の②3Aも、9時の位置で着氷しているので、
ほかの選手なら回転不足に取られます。

 ③3Loは、着氷のとき流れが止まっので-0.5の減点でしょうか。

 ⑥3F+2T* eの3Fは、ショートと同じ、
エッジがフラットだから「e」が付くのでしょうか。

 ⑦3A+2T*の3Aも、9時の位置で着氷しています。

 ⑨3Lz*は、やっぱり、フリップのような助走です。

 ⑤CiSt2は、レベル2だけれど、1.14のGOEが付いています。

 ⑫ChStも2.00のGOEが 付いています。
 やっぱり、ステップには、高いGOEが付きますね。

転倒した⑪3Lz+2Lo<*の
2Loは、なぜ回転不足なのか分かりません。

 PCSは、9点台が3つです。
 ショートは、9点台が5つだったけれど、8点台の平均が高かったので、
ショートより、少し高い数字になっています。