バイクネタです。

 いや、うれしい。

 9月末に廃止されることになっていた
「伊勢湾フェリー」が、存続されることになりました。

 ニュースを見ると、どうも、第三セクター化されるような感じです。

 以下、ニュースの記事です。

●伊勢湾フェリー、路線廃止“撤回”へ--
行政の経済的支援を受けて航路存続。
(毎日新聞8月7日)

 三重県鳥羽市と愛知県田原市の伊良湖(いらご)岬を結ぶ
伊勢湾フェリー(本社・鳥羽市)が9月末での航路廃止を表明していた問題で、
同社が行政の経済的支援を受けて、
航路を存続させる方向で調整していることが分かった。

 近鉄と名鉄が50%ずつ保有する株式の一部を
三重、愛知両県と鳥羽、田原両市が引き受ける方向で、
20日に開かれる2県と2市などでつくる
「鳥羽伊良湖航路対策協議会」の会合で方針決定する見通しだ。

 伊勢湾フェリーは64年に設立された。
 現在、同社が唯一運航する鳥羽-伊良湖航路は、
高速道路の整備や料金割引、景気の低迷などの影響で、
09年度の利用者はピーク時の3割にあたる35万人に激減。
 負債総額は20億円に達し、同社は航路を廃止して会社の清算すると3月に発表した。

 これに対し、地元では「観光や地域間交流に欠かせない」と存続を求める声が強く、
2県2市は国土交通省も加えた同協議会を設立。
 同社や別会社による運航継続のほか、
フェリーを行政が買い取って貸し出しする公有民営や
第三セクター方式などを検討してきた。

 近鉄、名鉄は撤退の意志が固く、行政も航路存続のためには、
経済的支援はやむ得ないと判断。
 今後、出資比率や債務負担などについて協議を進める。

 近鉄、名鉄は来週にも取締役会を開いて方針を決定し、
20日の同協議会で了承する見通し。

 伊勢湾フェリーは既に中部運輸局に事業廃止届けを出しており、
近く届けを取り下げることになる。




 行政の支援って、政府は、高速道路の無料化や割引きなど、
フェリーに不利な政策をやっておいて、
それで、伊勢湾フェリーを支援するんですか。

 おかしな話ですね。

 私が何度も言っているように、
高速道路無料化の話は、アメリカやドイツで出来ることであって、
島国の平行するフェリーがいっぱいある日本では出来ないのです。

 だから、今すぐ、高速道路の料金を元に戻すべきです。

 民主党の勘違いは、もういい加減にしてほしい。

 明石海峡大橋が開通した後も、高速道路料金割引後も、
同区間を運航している「タコフェリー」は、
存続のために、いろんな努力をしているのです。

 だから、伊勢湾フェリーも、存続のために、
いろんなアイデアを出して、努力してほしい。