フィギュアスケートのルール解説、その4です。
【主な採点方法】
●採点方法は、旧採点法の技術点にあたる「テクニカルエレメンツ」と、
旧採点法の芸術点にあたる「プログラムコンポーネンツ」の合計点が、
選手の得点になる。
●プログラムコンポーネンツは、日本語では「演技・構成点」という。
また、「プレゼンテーション・スコア」と言う場合もある。
便宜上「芸術点」と言う場合もある。
●テクニカルエレメンツは、日本語で「技術点」と言う。
〔テクニカルエレメンツ〕
●テクニカルエレメンツは、
ジャンプやスピンなどの技のひとつひとつに、「基礎点」が設けられ、
演技の出来によって、
+3から-3まで7段階の
「GOE」と呼ばれる「評価点」が付けられる。
その「評価点」と「基礎点」の合計が、「実施点」になり、
各技の実施点の合計が、テクニカルエレメンツの得点になる。
●ショートプログラムでは、※7つの要素の実施点の合計が、
テクニカルエレメンツの得点になる。
●フリーでは、女子は、12、男子は13の要素の実施点の合計が、
テクニカルエレメンツの得点になる。
●スピン、ステップシークエンスは、その難易度によって、
「レベル1」から「レベル4」まで評価され、
その中で、やはり、技の出来にによって、
+3から-3までの「評価点」が付けられる。
●※フリーでは、女子の「スパイラル」、
男子の2回目の「ステップシークエンス」は、
レベル判定はなく、ジャンプと同じ固定の基礎点で、
「評価点」のみで採点する。
●ジャンプの得点は、フリーで、演技の後半になると体力が消耗するため、
ボーナス点として、2分(男子は2分15秒)を過ぎた後半の演技で、
基礎点の1.1倍で計算される。
●※2010-2011シーズンから、ジャンプの回転不足の判定が、2段階になった。
・1/4から1/2までの回転不足は、
正規の基礎点の70%の基礎点の得点が与えられる。
(回転不足だから、減点はされるが)
・1/2以上の回転不足は(つまり、前向きに着氷)、
今まで通り、1回転少ない回転の基礎点が与えられる。
●ジャンプでの転倒だけでなく、
そのほかの場面でも、転倒1回につき、1点減点となる。
これは、総合得点から減点される。
今回は、ここまでです。
【主な採点方法】
●採点方法は、旧採点法の技術点にあたる「テクニカルエレメンツ」と、
旧採点法の芸術点にあたる「プログラムコンポーネンツ」の合計点が、
選手の得点になる。
●プログラムコンポーネンツは、日本語では「演技・構成点」という。
また、「プレゼンテーション・スコア」と言う場合もある。
便宜上「芸術点」と言う場合もある。
●テクニカルエレメンツは、日本語で「技術点」と言う。
〔テクニカルエレメンツ〕
●テクニカルエレメンツは、
ジャンプやスピンなどの技のひとつひとつに、「基礎点」が設けられ、
演技の出来によって、
+3から-3まで7段階の
「GOE」と呼ばれる「評価点」が付けられる。
その「評価点」と「基礎点」の合計が、「実施点」になり、
各技の実施点の合計が、テクニカルエレメンツの得点になる。
●ショートプログラムでは、※7つの要素の実施点の合計が、
テクニカルエレメンツの得点になる。
●フリーでは、女子は、12、男子は13の要素の実施点の合計が、
テクニカルエレメンツの得点になる。
●スピン、ステップシークエンスは、その難易度によって、
「レベル1」から「レベル4」まで評価され、
その中で、やはり、技の出来にによって、
+3から-3までの「評価点」が付けられる。
●※フリーでは、女子の「スパイラル」、
男子の2回目の「ステップシークエンス」は、
レベル判定はなく、ジャンプと同じ固定の基礎点で、
「評価点」のみで採点する。
●ジャンプの得点は、フリーで、演技の後半になると体力が消耗するため、
ボーナス点として、2分(男子は2分15秒)を過ぎた後半の演技で、
基礎点の1.1倍で計算される。
●※2010-2011シーズンから、ジャンプの回転不足の判定が、2段階になった。
・1/4から1/2までの回転不足は、
正規の基礎点の70%の基礎点の得点が与えられる。
(回転不足だから、減点はされるが)
・1/2以上の回転不足は(つまり、前向きに着氷)、
今まで通り、1回転少ない回転の基礎点が与えられる。
●ジャンプでの転倒だけでなく、
そのほかの場面でも、転倒1回につき、1点減点となる。
これは、総合得点から減点される。
今回は、ここまでです。