フィギュアスケートネタです。

 サーチナニュースに、こんなのがあった。

 記事は、キム・ヨナの記事なんだけど。


●キム・ヨナ「私のアイドル」ミシェル・クワンと夢の共演。
(7月24日13:56)

 今年2月バンクーバー五輪のフィギュア女子で
金メダルに輝いた韓国のキム・ヨナ選手は23日、
韓国・高陽市にある韓国国際展示場(KINTEX)の特設リンクで行われたアイスショーで、
米国のミシェル・クワン(関穎珊)選手と競演を果たした。

 中国メディアは、2人の共演を
「キム・ヨナ自身のアイドルと共演の夢叶う」などと伝えた。
騰訊体育などが報じた。

 2人が競演を果たしたアイスショー
「ANYCALL HAVZEN 2010 ALL THAT SKATE SUMMER」
には、両選手をはじめ、サーシャ・コーエン選手、
ステファン・ランビエール選手、
ブライアン・ジュベール選手など、有名スターらが出演。

 23日から25日までの3日間、数々の華やかな演技を繰り広げる。

 キム選手は、クワン選手について、
「私のアイドル。彼女の存在が勇気をくれた」
などと言及し、幼いころからの「アイドル」とともに、
リンクでステップを披露する興奮を伝えた。

 ミシェル・クワン(関穎珊)選手は、1980年生まれの30歳。
中国系アメリカ人。

 1998年長野五輪では銀メダル、
2002年ソルトレイクシティ五輪では銅メダルに輝いた。

 また、世界フィギュアスケート選手権では5回、
全米フィギュアスケート選手権では9回優勝しており、
米フィギュアスケート界における国民的大スターとして親しまれている。

 2005年以降、公式競技会に出場していないが、

現役引退はまだ発表していない。

 クワン選手を慕う後輩スケーターは多く、キム・ヨナ選手をはじめ、
長洲未来選手、キャロライン・ジャン(張圓圓)選手らは、
「憧れの選手」としてその名を挙げている。
(編集担当:金田知子)

 サーチナニュースの記事は、いつも長いな。

 さて、ここで驚いたのは、
ミシェル・クワンがまだ引退を発表していない、

ということです。

 もう30歳だから、競技に復帰するのは、現実的でないと思うし。

 競技に復帰しても、ミシェル・クワンぐらいの人が、
下位の順位でウロウロしていることもできないと思うし。

 でも、引退をしていない、ということは、

「エリジブル」の状態でいる、ということでしょうか。

 つまり、アイスショーに出られるアマチュア選手、
ということです。

 この間のプルシェンコのアマチュア資格剥奪事件は、
この「アイスショーに出られるアマチュア選手」の資格を剥奪されたのです。

「プロとは、ISUのルールに従わない選手」

「エリジブルとは、
ISUのルールに従う選手」
(田村明子著「氷上の光と影」から引用)

 アマチュア選手でも、アイスショーに出て、ギャラを稼ぐようになったので、
このように区別するのです。

 そういえば、ミシェル・クワンは、あまりアイスショーに出ませんよね。
 報道で聞くのは、この韓国のアイスショーぐらいですね。

 でも、アマチュアを引退していなくて、この先、どうするのでしょう。