フィギュアスケートネタです。

 さっき書いたように、やっと
「ISUコミュニケーション№1619日本語版」をプリントアウトしました。

 これを見ると、私が前に書いたのとは、
文章が少し違っているので、もう一度書き直します。

 ここに書かれてある日本語は、英語の直訳なのか、分かりにくい日本語なので、
できるだけ、分かりやすい日本語に書き換えます。
(あくまでも「できるだけ」です)

 競技に関係あるの男女シングルのみを書きます。

●シングルとペア(ジュニアとシニア)

a)ジャンプ・コンビネーションで、
ジャンプがリストに無いジャンプで繋がれた場合は、
「ジャンプ・シークエンス」としてコールされる。
 しかし、コンビネーション/シークエンス中に、
ハーフループが用いられた場合は、ループジャンプ(1Lo)の基礎点が採用される。
(この場合、3連続のコンビネーションジャンプと見なされる)

b)単一姿勢のスピンとフライングスピンの
(フライングからの入りで、足換え無し、姿勢変更無しのもの)
最後のアップライトポジションは、追加の特徴
(エッジの変更、姿勢のバリエーション等)
が行われない限りは、回転数にかかわらず別の姿勢とはみなされない。


●シングルのショートプログラム(SP)(シニアとジュニア)

a)SPの必須要素は7つ。
b)男子のシニアとジュニアでは、ステップシークエンスは1つ。

c)女子のシニアとジュニアでは、
スパイラルシークエンスは、必須要素に含まれない。
スパイラルが行われた場合は、トランジションで評価される。

d)シニア女子では、2Aまたは3Aを行うことができる。

e)シニア男子では、コンビネーションジャンプとソロジャンプで、
それぞれ違う種類の4回転ジャンプを行うことができる。

f)シニア男子で、フライングスピンの着氷姿勢と、
単一姿勢スピンの姿勢は、異なるものでなければならない。
(例、FCSpとCSSp)


●シングルのフリースケーティング(FS)(シニアとジュニア)

a)2Aは、(ソロ、コンビネーション/シークエンスとしても)
全部で2回を超えてはならない。

b)男子シニアで、(実施順で)2回目のステップシークエンスは、
固定基礎点が与えられ、GOEのみで評価される。
 このステップシークエンスは、
氷面を十分に利用したものであれば、いかなる形状もよい。
(いかなる形状でもよい、ということは、
5種類のターン、3種類のステップ以上を含まなければならない、
というレベル判定のような、規定はないのでしょうか)

c)シニア女子のスパイラルシークエンスでは、
固定基礎点が採用され、GOEで評価される。
 3秒以上の2つの姿勢、または1つの姿勢で
6秒以上が必要。
 この要件が満たされない場合は、無価値である。


●要素の実施中に、不正な動作がある場合は、
不正動作に対する減点が行われ、
少なくともレベル1の要件が満たされている場合は、その要件はレベル1となる。
 満たされない場合は、レベル無しとなる。


●今後は、中断からの再開に、2.0の減点は行わない。
 しかし、「中断からの再開」は、コンポーネントスコアに、
マイナスの影響することをジャッジに忠告する。(ということは、3分間の中断の後の再開に
-2点の減点は行わないということですか)


●レフェリーとジャッジ団は、コスチューム、小道具、音楽の違反を決定する。
 ジャッジ全員とレフェリーを含めたパネルの過半数の判定で1.0の減点を行う。
 50:50に票が割れる場合は、減点は行われない。


●テクニカルコントローラー、
テクニカルスペシャリスト、
アシスタントテクニカルスペシャリストは、
転倒および不正要素の減点の決定をする。
 減点は、多数決で決定される。


●ISU選手権へのエントリー

 シニアISU選手権/予選ラウンドへの参加申し込みをするためには、
競技者は、当該シーズンまたは、
前年シーズンにISU公認の国際競技会において、
最低限度の総技術点に達していなければならない。
ISU選手権の2011における最低限度の総技術点は、
男子SP 20.0 FS 35.0
女子SP 15.0 FS 25.0
ペアSP 17.0 FS 30.0

ISU世界ジュニア選手権には、最低限度のスコアは必要ない。


●当該競技会は、ISUショートプログラムおよびフリースケーティングによる
シニアあるいはジュニアであり、
少なくとも6人のシングルスケーターあるいは3組のペアが参加しているものである。



以上です。