フィギュアスケート関係の本、その11です。
最初の写真は、
「美しく舞うためのフィギュアスケートレッスン」
(監修 山田満知子 MCプレス)
(発行2007年1月22日)
この本は、フィギュアスケートの基本レッスンの本です。
山田満知子先生の監修です。
この本には、実演の
DVDが付いています。
スケート靴の履き方から、一番最初のペンギン歩きや、
スケーティング、
ストップ、
ターン、
スピン、
ジャンプ、
の詳しい解説が載っています。
DVDでは、ジャンプは全部1回転ですが。
私が特に印象に残ったのは、ストップのやり方ですね。
ストップには、
ハの字
Tの字
逆Tの字
二の字
の4種類があります。
トップスケーターも、こんな基本から始まるんですね。
2番目の写真は、
「金メダルへの道」
(荒川静香 NHK取材班、NHK出版)
(発行2006年9月30日)
この本は、2006年1月15日に放送された
「NHKスペシャル 女子フィギュア“レベル4”への挑戦」
という番組が、
荒川静香さんがトリノ五輪で優勝して、
2月25日に「荒川静香 金メダルへの道」と 番組のタイトルを変えて、
中身も再編成して放送した、番組にリンクしている本です。
本の中身は、ほぼ番組にそっています。
3番目の写真は、
「浅田真央、15歳」
(宇都宮直子著 文藝春秋)
(発行2006年4月5日)
この本は、「浅田真央○○歳」シリーズの最初の本です。
この本で一番印象に残っているのは、お母さんのスケートママぶりです。
以下が、そのくだりです。
スケートと学業、果たして、そのどちらを優先させるべきなのか。
匡子(きょうこ)(真央の母)は、中学進学の際、練習を休み、
消えてゆく選手を数多く見てきた。
受験のために費やす
1年は、これから上を目指そうとする選手にとって、
障害でしかなかったのである。
「賭けみたいなものだよね。
舞には、どっちもやらせて失敗した。
両方は身体が無理なんだよ。
申し訳なかったと思っている。
その反省もあって、真央には中途半端なことはさせたくなかった。
今後の人生が懸かっているんだから」
悩んだ末、母は、スケート優先と決意する。
ただ、その選択には、匡子にまたひとつ役目を増やした。
真央は試合の前後、学校を休まなければならない。
遅刻や早退も少なくなかった。
「お母さん、こんな状況でいいんですか。
何を考えているんですか」
教師からとがめられるたびに、匡子は言った。
「身体が資本ですから」
真央には、話した。
ひとつのことをやり遂げようとすれば、何かを諦めなければならない。
でも、それはいつか必ず、お前に返ってくるよ。
山田満知子先生とは、正反対の考え方ですね。
4番目の写真は、
「愛するスケートに何が起こったのか?女子フィギュア・トリノ選考の真実」
(渡部絵美著 デジほん)
(発行2006年2月25日)
この本は、渡部絵美氏が、
浅田真央さんの年齢制限はおかしい、
2005年全日本選手権でのトリノ五輪の代表選考はおかしい、
野辺山合宿には問題がある、
シンボルアスリートの3人、つまり、荒川静香、安藤美姫、村主章枝の3人が、
まだ、オリンピックの代表に決まっていないのに、
3人そろってチョコレートのCMに出ている、
など、いろいろ述べています。
5番目の写真は、
「フィギュアを彩った名曲たち トゥーランドット」
(ショパン編)
(発行2006年4月12日)
この本は、フィギュアスケート使用曲が紹介されています。
CD付きです。
今回は、ここまでです。