フィギュアスケートネタです。
日本語版ISUコミュニケーション第1611号を
まだやります。
●Ⅱシングル/ペア要素の+GOE採点ガイドラインの更新
【これは、第1557号も第1611号も変わりないです。
しかし、スパイラルシークエンスが固定レベルになって、
細かいレベル判定の規定がすべてカットされています。
曖昧な+GOEのガイドラインだけで、どうやって判定するのでしょうか。
スパイラルのポーズやポジションの細かい規定を決めておいた方が、
選手も分かりやすいし、ジャッジも判断しやすいと思うのですが】
●SP、FSでのエラーに対するGOE確定のためのガイドライン
【ここでは、変更になったところだけ書きます】
【『』内は第1557号】
◎最終的なGOEが必ずマイナスとなるエラー
◇ジャンプ要素
○ダウングレード判定
(Downgraded)
(記号<<)
引き下げ値 GOE-2to-3
『新設』
○1ジャンプの着氷でのステップアウト
GOE-2to-3 『-2』
◇スピン
○SP:必須姿勢数未満(各姿勢最少2回転)
GOE-2to-3 『-3』
○SP:空中姿勢がとれていない(Fスピン)
GOE-2to-3
【これは、SP限定になった】
◎最終的なGOEの+-は制約されないエラー
◇ジャンプ要素
○回転が足りない(記号無し)
GOE-1 『新設』
○回転不足判定
(Under-rotated)
(記号<)
GOE-1to-2 『新設』
○F/Lzでの不明確なエッジでの開始(記号e)
『記号!』
GOE-1to-2
【つまり、間違ったエッジも、不明確なエッジも「e」に統一された】
◇スピン
○姿勢が拙劣/ぎこちない、回転速度が遅い、軸の流れ
GOE-1to-3
【「ぎこちない」の言葉が追加された】
○FS:空中姿勢がとれていない(Fスピン/Fエントランス)
GOE-1to-3 『新設』
【ここは、ここまでですが、
「回転が足りない(記号無し)GOE-1」
とは、何でしょう。
ジャンプの回転不足は、
ダウングレード判定は、1/2以上の回転不足、
回転不足判定は、1/4から1/2までの回転不足を言うはずです。
1/4未満は、回転不足を取らないはずです。
じゃ、「回転が足りない(記号無し)GOE-1」は、何でしょう】
【最後に、以下の文章が書かれてあります】
○シングルおよびペアスケーティングとも、
フリップまたはルッツジャンプの「間違ったエッジでの開始」および
「不明確なエッジでの開始」は、テクニカルパネルにより
特定されたジャッジに示され、
プロトコルでは記号
「e」を用いる。
各ジャッジはエラーの程度(メイジャーエラーあるいはマイナーエラー)
を自分自身で決定し、それに相応するGOE減点を行う。
【間違ったエッジも不明確なエッジも「e」で統一するということです】
○ジャンプコンビネーション/シークエンスにおいて、
ハーフループ(またはオイラー)(バックワードで着氷する)は、
リストに掲載されているジャンプであり、
その結果、「ハーフループ+サルコウ/フリップ」および
「バックアウトで着氷するいかなるジャンプ+ハーフループ+サルコウ/フリップ」は
それぞれ2つあるいは
3つのジャンプから構成されるジャンプコンビネーションとなる。
ハーフループは、シングルループジャンプと同じ基礎値、
GOE値があり、テクニカルパネルにより、特定されたジャッジに示され、
プロトコルでは「1Lo」
を用いる。
【ハーフループも1Loの扱いをします、ということですか】
○シングル&ペア技術委員会は、ジャッジに以下の内容の注意を喚起したい:
シングルのショートプログラムにおける、複数のコネティングステップあるいは、
これに匹敵する他のフリースケーティング動作から直ちに行うジャンプの前に、
ステップまたは匹敵する動作がない場合、
あるいはステップ/動作とジャンプの間に中断がある場合には、
ガイドラインに従い
GOEの減点がなされなければならない。
【今まで、SPで、ソロジャンプの前に、ステップがなくても、
積極的に減点しなかったのですね】
ISUコミュニケーション第1611号の日本語版は、以上で終わりです。
日本語版ISUコミュニケーション第1611号を
まだやります。
●Ⅱシングル/ペア要素の+GOE採点ガイドラインの更新
【これは、第1557号も第1611号も変わりないです。
しかし、スパイラルシークエンスが固定レベルになって、
細かいレベル判定の規定がすべてカットされています。
曖昧な+GOEのガイドラインだけで、どうやって判定するのでしょうか。
スパイラルのポーズやポジションの細かい規定を決めておいた方が、
選手も分かりやすいし、ジャッジも判断しやすいと思うのですが】
●SP、FSでのエラーに対するGOE確定のためのガイドライン
【ここでは、変更になったところだけ書きます】
【『』内は第1557号】
◎最終的なGOEが必ずマイナスとなるエラー
◇ジャンプ要素
○ダウングレード判定
(Downgraded)
(記号<<)
引き下げ値 GOE-2to-3
『新設』
○1ジャンプの着氷でのステップアウト
GOE-2to-3 『-2』
◇スピン
○SP:必須姿勢数未満(各姿勢最少2回転)
GOE-2to-3 『-3』
○SP:空中姿勢がとれていない(Fスピン)
GOE-2to-3
【これは、SP限定になった】
◎最終的なGOEの+-は制約されないエラー
◇ジャンプ要素
○回転が足りない(記号無し)
GOE-1 『新設』
○回転不足判定
(Under-rotated)
(記号<)
GOE-1to-2 『新設』
○F/Lzでの不明確なエッジでの開始(記号e)
『記号!』
GOE-1to-2
【つまり、間違ったエッジも、不明確なエッジも「e」に統一された】
◇スピン
○姿勢が拙劣/ぎこちない、回転速度が遅い、軸の流れ
GOE-1to-3
【「ぎこちない」の言葉が追加された】
○FS:空中姿勢がとれていない(Fスピン/Fエントランス)
GOE-1to-3 『新設』
【ここは、ここまでですが、
「回転が足りない(記号無し)GOE-1」
とは、何でしょう。
ジャンプの回転不足は、
ダウングレード判定は、1/2以上の回転不足、
回転不足判定は、1/4から1/2までの回転不足を言うはずです。
1/4未満は、回転不足を取らないはずです。
じゃ、「回転が足りない(記号無し)GOE-1」は、何でしょう】
【最後に、以下の文章が書かれてあります】
○シングルおよびペアスケーティングとも、
フリップまたはルッツジャンプの「間違ったエッジでの開始」および
「不明確なエッジでの開始」は、テクニカルパネルにより
特定されたジャッジに示され、
プロトコルでは記号
「e」を用いる。
各ジャッジはエラーの程度(メイジャーエラーあるいはマイナーエラー)
を自分自身で決定し、それに相応するGOE減点を行う。
【間違ったエッジも不明確なエッジも「e」で統一するということです】
○ジャンプコンビネーション/シークエンスにおいて、
ハーフループ(またはオイラー)(バックワードで着氷する)は、
リストに掲載されているジャンプであり、
その結果、「ハーフループ+サルコウ/フリップ」および
「バックアウトで着氷するいかなるジャンプ+ハーフループ+サルコウ/フリップ」は
それぞれ2つあるいは
3つのジャンプから構成されるジャンプコンビネーションとなる。
ハーフループは、シングルループジャンプと同じ基礎値、
GOE値があり、テクニカルパネルにより、特定されたジャッジに示され、
プロトコルでは「1Lo」
を用いる。
【ハーフループも1Loの扱いをします、ということですか】
○シングル&ペア技術委員会は、ジャッジに以下の内容の注意を喚起したい:
シングルのショートプログラムにおける、複数のコネティングステップあるいは、
これに匹敵する他のフリースケーティング動作から直ちに行うジャンプの前に、
ステップまたは匹敵する動作がない場合、
あるいはステップ/動作とジャンプの間に中断がある場合には、
ガイドラインに従い
GOEの減点がなされなければならない。
【今まで、SPで、ソロジャンプの前に、ステップがなくても、
積極的に減点しなかったのですね】
ISUコミュニケーション第1611号の日本語版は、以上で終わりです。