フィギュアスケートネタです。

「キス・アンド・クライ」その4です。



 日本人選手は英語が話せない。

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「『自分を売る』という観点から重要になってくる要素の一つに、
選手たちの英語のレベルを上達させることがある。
 大げさにに言えば、英語が十分に話せるかどうかで、
選手としてのキャリアに大きな違いが生じる可能性があるからだ。
 理由の一つとして、スケートの本場である北米やヨーロッパのマスメディアが、

英語を話せない選手にはまず興味を持つことがない点が挙げられる。

 悲しい話だが、北米やヨーロッパのフィギュアスケートに非常に人気がある国で、
荒川静香について知っているかと訊ねても、
知らないと答える人が多いだろう。

 だが、トリノで静香に敗れたイリーナ・スルツカヤのことは誰でも知っているし、
エフゲニー・プルシェンコやブライアン・ジュベール、
ステファン・ランビエールらもよく知られている。
いずれも非英語圏の出身者だが、
英語でインタビューに直接応える姿がひんぱんに報じられているからだ。

 実はこの差が、観衆と一体感を生めるかどうかに大きく影響してくる。

 だが、欧米のマスメディアと十分なコミュニケーションが取れない選手は、
ある意味ではつねにゼロから、観衆の耳目を惹き付ける努力を続けなければならない。

日本のスケーターは、ぜひとも英語力をアップさせてほしい」




 韓国の選手も英語が話せる。
 それは、韓国という国は小さいので、常に、
自分は海外へ出て行って活躍するんだ、といういう気持ちが、
韓国人の中には、多いためである。

 その点、日本人は韓国人に遅れを取っていると思う。

 日本人選手は、英語が話せない、というのは、非常に不利だと思う。

 日本という国は、もっと英語を話せる、教育のシステムを作らないとダメだと思う。