「週刊世界遺産」という本を見つけてきた。
でも、「ディアゴスティーニ」ではありません。
講談社です。
これは第1号です。
第1号は、「マチュピチュ」と「ナスカの地上絵」です。
私、こういうの好きなんですね。
第2号は、フランスの
「モン・サンミシェル」です。
私が「モン・サンミシェル」の存在を初めて知ったのは、
「ラストコンサート」という映画です。
この映画、ファーストシーンで
「モン・サンミシェル」が舞台になっているのです。
物語は、白血病に冒された余命いくばくもない17歳の少女が、
40歳の売れないピアニストの男に恋をするお話です。
この少女、けっこう明るいのです。それで、その男は、彼女によって、
生きる意味を見つけるのです。
(シナリオの基本の対比というものですね。
つまり、健康な男が、余命いくばくもない明るい少女によって、
生きる意味を見つける、というものです)
彼は、彼女に捧げる曲を作曲し、ピアノコンサートを開く。
しかし、彼女はそのコンサート会場の舞台の袖で、その音楽を聞きながら、
絶命してしまう、というそんなお話です。
「モン・サンミシェル」やパリの街並みが、映画の絵としては、
非常にきれいなのです。
私の気に入っている映画のひとつです。
古い映画だから、今となっては、ベタなストーリーですが。
「世界の中心で、愛をさけぶ」も、ベタなストーリーですけどね。
世界遺産とは違う話になってしまいました。