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「ワールドフィギュアスケートバンクーバー五輪特集編」の続きです。


「五輪であらわになった終わらない冷戦」
というコラムに書かれてある
アメリカのベテラン
ISUジャッジの、
ジョセフ・インマンという人の「メール事件」について、私の感想を。


 このコラムにいろいろ書いているが、フィギュアスケートが人間の手によって採点され、
その採点する人が、精神的に外圧で動揺することがあると予想されるのなら、
こういうメールをオリンピックの前に、60人ものジャッジに送るということは、違反である。

 ISUは、速やかにこの送られたメールを回収し、インマン氏を処分するべきだったと思います。

 公平なジャッジをするためには、担当する審判は、
ほかからの影響を受けないようにするために、
試合の前には隔離すべきだと思います。

 そして、ルール改正の提案にも出されていたが、
試合の時には、審判の名前を出すべきだと思います。

 旧採点方式の時は、審判の名前を出していたが、
公平を保つために、新採点方式では名前を隠した、というが、それは違うと思う。


 このメール事件のインマン氏は、
日本の城○憲○氏と同じで、
自分勝手な行動をする人です。

 集団の中での集団行動の出来ない人です。

 インマン氏のような人は、フィギュアスケートのジャッジにはふさわしい人ではありません。


 ISUは、ジャッジになる人を選ぶ時、性格を診断する心理テストを行って、
審判を選ぶべきだと思います。

 採点競技のスポーツは、公平なジャッジをするためには、
そこまでしてでも、審判を選ぶべきだと思います。

 ISUでは、審判のセミナーが開かれているが、ジャッジの方法だけでなく、
外からの雑音に影響されないためには、
どうすればいいかということも、レクチャーされているのだろうか。


 ジョニー・ウィアーは、「フィギュアスケートは、かなり政治的なスポーツだ」
と言っているが、

それは、審判が弱すぎるからです。

 どんな外圧にも、どんな雑音にも動揺しない、という審判でなければいけないはずです。

 現実は、そうはなっていないのが、悲しいですね。