バイクネタです。
「別冊モーターサイクリスト6月号」(八重洲出版)
を見て、驚いた。
三重県鳥羽市と愛知県渥美半島伊良湖を結ぶ、
「伊勢湾フェリー」が、今年(2010年)の9月
30日で、廃止になるという。
そんなアホな!
青天の霹靂だ!
これも、高速道路割引1000円というバカげた
政策のおかげだ。
このバカげた政策のおかげで、私の地元、
和歌山と徳島を結ぶ
「南海フェリー」も廃止の危機にある。
「伊勢湾フェリー」の業績の悪化は、「伊勢湾岸自動車道」の開通によって、
東名阪と東名が短絡するようになったからだという。
しかし、それでも、静岡県方面から、伊勢神宮へ行くのは、
「伊勢湾フェリー」を利用するのが一番速い。
だから、やっぱり、高速1000円割引というバカげた政策のおかげなのだ。
しかも、伊勢自動車道の津-伊勢間が、無料区間の対象になっているという。
高速道路無料というのは、並行するフェリー航路が無い、
ヨーロッパやアメリカで通用するのであって、
並行するフェリー航路がたくさんある日本では、成り立たない政策である。
ただ、かっこいいからと、ヨーロッパやアメリカの
真似をすればいいという民主党のやり方は、愚かである。
フェリーを救済しない民主党のやり方は、本当に愚かである。
私は、高速道路を走るのはあまり好きはないので、
一般道路を走って、良く長距離ツーリングに出かける。
私が、長野県方面へ行く時は、和歌山県から、R166を通って、
鳥羽市まで行き、そこから、「伊勢湾フェリー」に乗り、
伊良湖へ上がり、長野県方面へ北上するというコースをたどる。
もし、「伊勢湾フェリー」が廃止になって、
高速道路を走らないとするならば、
R1とかR23とかの地獄の道路を走って名古屋市内を抜けなくてはいけなくなる。
R23は、本当にトラック街道で、二輪は危なくて走れたもんじゃない。
「伊勢湾フェリー」の廃止には、絶対、反対である。
地元の人たちも、廃止に反対しているそうだから、ぜひ、「伊勢湾フェリー」は廃止しないで、存続してほしい。
静岡県方面と伊勢志摩地方を短絡する航路として、必要不可欠の航路だと思うのですが。
民主党さん、高速道路無料とかの、勘違いの政策はやめて、
フェリーの救済をして下さい。
日本は、ヨーロッパやアメリカと違って、フェリーの国なんです。