北海道ツーリング8日目です。

 今日のコースは、スケジュールを組み立てた時、組み立てた方が失敗したコースです。

 新得を出て、R38を行く。
 狩勝峠パーキングに寄ったけれど、深い霧で十勝平野が何も見えない。
 温度計が12度を表示していた。
 もちろん、服装は、冬装備。

 前回の北海道ツーリングの時の狩勝峠からの十勝平野の展望は、
快晴で素晴らしかった。

 R38を走っていて、ガイドブックに載っていた「樹海峠」に寄ろうと思ったけれど、
よく分からず、いつの間にか通過してしまった。

 「東山」というところを右折して道道253へ入り、麓郷へ向かう。

 途中、ガイドブックに載っていた、「メルヘンの木」の
写真を撮ろうと、立ち寄ったのだが、
案内板などあるはずがない。
適当に走っていたら、2本の木が立っている場所を見つけた。
 多分、あれが「メルヘンの木」だろう。

 畑の真ん中にあるので、ちょうど畑仕事をしていた人に、
「あの木の写真を撮りたいのだけど、中へ入ってもいいですか」と
声をかけた。

そうすると「どうぞ、どうぞ」と言って大歓迎。

 美瑛の丘みたいに、まだ、観光地化していないのがいい。

 私以外は、観光客は誰もいない。

 再び、麓郷へ向かう。


 麓郷交差点の手前
300mで、バイクの
10万㎞達成。
 麓郷交差点のど真ん中でなくて、良かった。

99999.9㎞で、メーターの写真を撮って、
バイクを100m動かし、
00000.0㎞の写真も撮る。

 麓郷交差点を右折して、麓郷展望台へ向かう。
 前回の北海道ツーリングで、麓郷の森へ行ったけれど、
ドラマ「北の国から」のロケ地ということで、
ガチガチの観光地になっていたので、今回は寄らない。

 麓郷展望台へ行く途中でも、「北の国から」の各シーンのロケ地、と
路肩に、いっぱい看板が立っていた。

 麓郷展望台は、麓郷の街が、一応、見えるけれど、展望はたいしたことはない。

 戻って、麓郷交差点を右折して、道道253を行く。

 「北の国から」の「八幡丘分校」や「三好牧場」は、見つかるのだが、
ガイドブックに載っていた「赤い屋根の一軒家」が、なかなか見つからない。
 何度も、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりするのだが、見つからない。

 あきらめて、
道道298へ出た。
 道道298の直線道路、展望が全然きかない、つまらない道だった。


 上富良野町の「日の出公園」へ寄った。
 ラベンダー畑や鮮やかな色の花壇など、素晴らしい公園だ。


 ところが、「日の出公園」で時間を取りすぎてしまったため、
道道291を通って、十勝岳に登り、
「十勝岳パーキング」
「望岳台」へ行く予定だったけれど、
十勝岳へ登る時間が無くなってしまった。

 仕方ないから、十勝岳はあきらめて、R237を通り、
美瑛の町から、「北西の丘展望台」へ向かった。

 途中、「カルビーポテト倉庫」というのがあった。
大きな建物。
ふ~ん、カルビーのジャガイモは、ここで作られているのか。

「北西の丘展望台」は、あまり展望がきかなくて、たいしたことがなかった。

 「ケンとメリーの木」と「セブンスターの木」へ行ったけれど、
駐車場もきちんと整備されていて、観光地化されていた。
 だから、バイクは停止せず、そのまま通過。

 適当に走っていたら、R452へぶち当たった。
それで、そのまま
R452を走り、R237に合流。

 そして、旭川市内を通り、道道72へ出る。
 旭川市内では、久し振りのゴーストップの繰り返し。
 でも、都会は走りたくないな。


 道道72を通り、江丹別峠を通り、幌加内町のR275へ出る。

 前回の北海道ツーリングの時は、全く逆のコースで、
幌加内町からR275を通り、道道72から、旭川市内を通り、
R237を通り、富良野へ行く、という走り方をした。


 幌加内町のR275は、全く、交通量がない道だ。
しかし、舗装が悪く、道が荒れていた。


 途中からR239へ入る。このR239は、高速ワインディングの連続。
 全く山の中を走っていて、何もない。


 途中から道道437へ入り、羽幌町の「羽幌遊歩ユースホステル」に到着。

本日の走行305㎞。

 十勝岳へ行っていても、+30㎞ぐらいだから、合計335㎞ぐらいで、
1日で走れる距離。

でも、「日の出公園」で時間を取りすぎた。

 また、「ファーム富田」や「ジェットコースターの道」も行きたかったので、
羽幌ではなく、もっと手前で宿を取るべきだった。