フィギュアスケートネタです。

 世界選手権と世界ジュニア選手権の出場枠は、前年の大会の成績で決まります。

 出場する選手が1人の場合は、
2位以上で3人。
10位以上で2人。
11位以下で1人。
となります。

 出場する選手が2人の場合と、
3人の場合は、上位2人の成績で決まります。

 2人の順位の合計が
13以内だと3人。
28以内だと2人。
(選手の順位をポイントに見立てて、16位から
24位までは、すべて16ポイントになる)

 今回の世界選手権の日本の選手の順位は、
浅田真央1位
安藤美姫4位
で、2人の合計が13以内だから、
来年の世界選手権の出場枠は3人を確保です。

 アメリカは、
レイチェル・フラット
9位、
長洲未来7位
で、2人の合計が16だから、3人にならず2人なんですね。
長洲未来さん、ショート1位だったから、総合で4位だったら、2人の合計が13で3人確保できたんですけどね。

 キムヨナ選手は2位だったので、3人確保かと思ったのですが。
韓国は、もう一人出場していて、
カク・ミジョン選手が足を引っ張っていたのですね。
彼女は、22位だったので16ポイントです。キムヨナ選手の2位と足して、18だから、出場枠は2人になるんですね。

 キムヨナ選手が一人だけの出場だったら、3人になっていたのですけどね。

 だから、日本のように、出場する選手、3人とも上位が狙える選手が
揃っているというのは、希有なことなんです。


 来年の世界選手権の出場枠は、
日本    3
カナダ   2
フィンランド2
韓国    2
ロシア   2
アメリカ  2
スウェーデン2
イタリア  2

となりました。


 世界ジュニア選手権は、村上佳菜子さんと羽生結弦さんが、ともに優勝しています。
 日本からは、それぞれ一人しか出場していませでしたので、
来年の世界ジュニア選手権の出場枠は、3人になったわけです。