フィギュアスケートネタです。

 バンクーバーでのキムヨナ選手の得点は、なぜ、あんなに高すぎたのか。
原因を探っても、推測の域を超えないので、それはやめにして、
私が適正得点を考えてみました。


 まず、浅田真央さんがノーミスだった場合の得点を考えてみました。

 ミスした
3F+2Lo+2Loと1Tは、正しい得点にして、GOEは、
+1.0をそれぞれ付けました。

      BV  GOE
3A     8.20 0.80
3A+2T   9.50 0.20
3F+2Lo   7.00 0.60
FSSp4   3.00 0.80
SpSq4   3.40 2.60
3Lo*    5.50 0.60
3F+2Lo+2Lo*9.35 1.00
3T*    4.40 1.00
2A*    3.85 1.00
FCoSp4   3.00 0.80
SlSt3   3.30 1.10
CCoSp4   3.50 0.80
合計   64.00 11.30

*=基礎点の1.1倍

64.00+11.30=75.30
TES=75.30

PCS=67.04
75.30+67.04=142.34
TSS=142.34
SP=73.78
142.34+73.78=216.12

で、浅田真央さんの総合得点は、216.12になります。


 次に、キムヨナ選手の得点が高すぎるので、私が適正な得点に
(つまり、得点を低くする)してみました。

GOEを少し低くしました。
 また、PCSは、9点台は出ないものだから、
2009年、グランプリフランス大会の時の
キムヨナ選手のPCSの得点をそっくりそのまま使うことにしました。


      BV  GOE
3Lz+3T   10.00 2.00
3F     5.50 1.00
2A+2T+2Lo 6.30 1.00
FCoSp4   3.00 0.70
SpSq4   3.40 1.00
2A+3T   7.50 1.20
3S*    4.95 0.80
3Lz*    6.60 1.20
SlSt3   3.30 1.00
2A*    3.85 1.20
FSSp4   3.00 0.60
CCoSp4   3.50 1.00
合計   60.90 13.10

*=基礎点の1.1倍

60.90+13.10=74.00
TES=74.00
PCS=66.40
74.00+66.40=140.40
TSS=140.40
SP=78.50
140.40+78.50=218.90


総合得点は、218.90で、浅田真央さんの216.12をわずかに上回りました。

まっ、キムヨナ選手のショートが高いから、仕方ないですね。


 次に、浅田真央さんの各要素のGOEが、過去の成績で一番高いGOEを並べてみました。


      BV  GOE
3A     8.20 1.60
3A+2T   9.50 1.00
3F+2Lo   7.00 1.00
FSSp4   3.00 0.80
SpSq4   3.40 2.60
3Lo*    5.50 1.20
3F+2Lo+2Lo*9.35 1.00
3T*    4.40 1.00
2A*    3.85 1.40
FCoSp4   3.00 0.80
SlSt3   3.30 1.20
CCoSp4   3.50 0.80
合計   64.00 14.40

64.00+14.40=78.40
TES=78.40
PCS=67.04
78.40+67.04=145.44
TSS=145.44
SP=73.78
145.44+73.78=219.22
総合得点=219.22

となり、キムヨナ選手の218.90をわずかに上回りました。


 以上は、すべて架空の話ですが、このように、
僅差の闘いなら、まだ、納得がいくのですがね。