何度も同じことを言っていますが、やっぱり、安藤美姫さんのPCSの、
64.64は高すぎると思います。
 PCSは、あまり変わらないものですが、
しかし、TESと連動して、TESが下がればPCSも下がるものなのです。
それが、TESが52.12の
10位にもかかわらず、
PCSが浅田真央さんに次いで2位の
8点台が4つも並んだ
64.64というのは、どうなんでしょうね。
 うがった見方をすれば、
前もってオリンピックの代表が決まっている安藤美姫さんの順位を下げるわけにいかないため、
こんな高いPCSを出したと思われます。

 だから、やっぱり、いつも言っているように、前もってオリンピックの代表を決めてしまうと、変なことが起きる可能性があるため、
オリンピックの代表は、全日本選手権の一発勝負で、
1位、2位、3位の選手を代表に決めるべきです。
(グランプリファイナルの表彰台の日本人最上位者、というのは、
元々、浅田真央さんのためにつくられた選考基準だったのですが)
(この選考基準もおかしいですが)

 今回の全日本選手権で、TES、PCSともに安定した数値を出して、
しかも1位、2位、3位と並んだ、
浅田真央さん、
鈴木明子さん、
中野友加里さん、
をオリンピックの代表に決めるべきだったのではないでしょうか。

 こんな書き方をすれば、反論のコメントがきそうですが、
全日本選手権が終わった途端、アメリカへ行ってしまった
安藤美姫さんは、どうなんでしょう。
なんか、マスコミを避けてアメリカへ渡った
2005年の安藤美姫さんを思い出します。


 話は変わりますが、キム・ヨナ選手は、四大陸選手権に出ないそうですが、
そうすると、オリンピックを控えて、主要選手が出ない四大陸選手権で、
日本勢の表彰台独占が、予想できたのに、
中野友加里さんが、ケガで欠場というのは残念ですね。

 ところで、補欠で四大陸選手権の出場が決まった今井遥さんは、
全日本選手権6位で、
5位だった村上佳菜子さんが
なぜ出ないのだろうと思ったのですが。
村上佳菜子さんは、15歳になったばかりで、誕生日が遅いため、
年齢制限で、四大陸選手権は出られないのですね。
(本当なら、全日本選手権4位の安藤美姫さんが出る順番ですけどね)

(なんか、2006年の世界選手権で、急きょ出場が決まった
恩田美栄さんのように、また、派遣選手でゴタゴタが起きそうな予感です)

 シニアのグランプリシリーズは、14歳から出られる、というのもおかしな話です。

四大陸選手権、世界選手権、オリンピックに比べれば、
グランプリシリーズは、医学的身体的負担は少ない、というのです。

グランプリシリーズの方が、世界各地を移動しなければいけないため、
こちらの方が、負担が大きいと思うのですが。