ほんとに、ブログの更新間隔は開きます。
でも、もうちょっと書きます。

 全日本選手権の得点は、国際試合に比べて、ずいぶん高いなと思うのです。
 2005年の全日本選手権の、村主章枝さんの
194.16は高すぎると思うし、
この時の順位は、

1村主章枝 194.16
2浅田真央 188.10
3荒川静香 187.36
4恩田美栄 186.06
5中野友加里175.66
6安藤美姫 173.36
7澤田亜紀 155.98
8浅田 舞 150.66
9武田奈也 149.76
10北村明子 147.02
11梅谷友紀 121.78
12鈴木明子 117.18

この時の順位を見て、不思議に思ったのは、
「花の63年組」と言われた4人が、7位から10位まできっちり並んでいることです。
この時の浅田舞さんは、全日本ジュニアの成績が悪かったので、
本当は、全日本選手権の出場資格はなかったのですけどね。
ジュニアグランプリファイナル5位、
ジュニアグランプリアンドラ大会優勝で出られたのですかね。
そして、1位から6位までそれぞれ、あまり得点差はないのに、
6位と7位との得点差は、どんと17.38も開くのです。
さらに、7位から10位までは、あまり得点差がないのに、
10位と11位との得点差は、25.24にもなるのです。
 偶然の一致かなとも思ったけれど、やっぱり「デキレース」かなとも疑ってしまったのです。

2006年の浅田真央さんの211.76も高すぎるし、

2007年の浅田真央さんの205.33も、安藤美姫さんの204.18も高いと思うのです。
この時の浅田真央さんのSPの3F+3Loの3Loが、明らかに回転不足なのに、回転不足に取っていないのです。
その後の四大陸選手権で、同じ3Loが回転不足に取られているのです。
全日本選手権で、きちんと回転不足を取っておかないと、
選手本人は、これでいいと思ってしまって修正をしないのですね。

2008年の得点は、
1浅田真央 182.45
2村主章枝 178.59
3安藤美姫 174.09
4鈴木明子 173.98
5中野友加里172.60

この時の浅田真央さんの3Aは、2回とも回転不足を取られています。
ほかの人も、いっぱい回転不足を取られています。
これで、まともな採点で、まともな得点になったなと思ったのですが。

2009年の得点は、また、変なことになっています。
1浅田真央 204.62
2鈴木明子 195.90
3中野友加里195.73
4安藤美姫 185.44

 浅田真央さんの基礎点は、55.90と決して高くはないのですね。
3Aは1回、3+3は入れていない、ルッツ、サルコウは入れていない。

浅田真央さんの2Aは、まるでじゅうたんの上に着地するように、
ふわりと着氷しますから、2Aの評価は高くていいと思うのです。
しかし、そのほかは、こんなに高いGOEを出してもいいのかなと思うのです。
PCSも、8点台をちょっと越えるぐらいでいいですよ。

鈴木明子さんと中野友加里さんの得点も、こんなに高いと、なんか大味になってしまって、
おいしい食べ物も、まずくなってしまいます。

安藤美姫さんも、技術点は10位だったため、
先にオリンピックの代表が決まっている人の順位を下げる訳にはいかないので、
どんと、PCSを奮発したのでしょう。

 浅田真央さんは、3Aを2回、3+3も入れる、ルッツを2回入れれば、軽く210点は越えます。

でも、今回は、ちょっとGOEは高いかなと思います。
2008年の時みたいに、採点は厳しくなくなったのですかね。

それにしても、国際試合と同じぐらいの得点にした方が、
選手本人のためにもなると思うのですが。