何年も前に買った本

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)/城 繁幸
¥735
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友達に貸したまんま返ってこないけど、

ふとよった古本屋で続編を見つけたので買ってみた。


3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)/城 繁幸
¥756
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出版当時は、新卒採用環境が売り手市場だったこともあり、

「これからは人が採用しにくくてみんな苦労しまくりです」的なくだりは、

「さすがにリーマンショックはよめなかったよね。。。」

て感じでしたが、基本的に結構共感した内容でした。

俗に言うアウトサイダー的な人の人生を語って、

自分の価値観で生きる人の背中を押す的な内容となっております。

自分が高校時代、

何も考えず「大学いけば将来の道が見つかる」と疑いもなく誰かの価値観の中で生きてたので、

偏差値高い=いい会社、いい人生、の思考でした。

結局、紆余曲折を経て今に至るわけですが、

思うのは、

学歴=いい人生ではないこと。

だから、偏差値偏重教育の中でいわゆる”落ちこぼれ”だった人の

「どうせダメだから」となってしまうのが、とてももったいないなと。

学歴自体は否定しませんガチャピン


努力を重ねてきた結果だし、そもそも頭が良いのは「長所、強み」だから。

ほんとにすばらしいと思います。

尊敬しますキラキラ

ただ、誰かの作った価値観、

誰かが作ったゲームで高得点取ることで、自らの人生はしあわせなのかな、と思うんです。

幸せならいいんですよ。

価値観は人それぞれですもの。

そう、

その人が大切なものを大切にできていればなんでもいいのよ、

個人的に。好

でもね、「偏差値」という価値観を信じ込み、

誰かの人生を生きていて、

「閉塞感」を抱えていたら、それは不幸だなと。

偏差値という一つのものさしで子供を評価する「教育」が、

「なにやったてしょうがないし」

俗にいういい会社で働きながら、

「で、オレこれで一生終わっていいんだっけ?でも、今更どうすれば。。」

という閉塞感を生み、

みんなが持ってるハズの強みを発揮できていないとしたならば、

とてももったいないこと。

そのエネルギーが生みだされないことって、

社会的に損失大だと思うんですよね。

田舎はコミュニティが狭いから、


出る杭は打たれる(から何もできないと勝手に思う)し、


保守的な人が多いと言われる山形県民は、

いつまでたっても保守的なんではなかろーか?


「みんなと同じ」

で成長する時代は終わり、

多様性を認めることこそ、企業が勝ち残る方法の1つだと思う。

いや、企業だけじゃなく、地域も、国もじゃない?

閉塞感なく生きて、多様性を持つそれぞれの個人を認める。

いろんなやり方はあると思うけど、

中学・高校時代に自分のキャリア・生き方について考える機会を持ち、

暗記して知識がどう、じゃなくて、

自分は何を大切にしていきたいかをじっくり考えるとか、体験する機会が

たくさんあればいいのにな、と思う。

田舎だけどさ、


まわりは田んぼしかないけどさ、


電車はヘタすりゃ1両しか走ってないけどさ、


キミの中には無限の可能性があって、

いまから何者にでもなれるんだよ。


で、キミは何者になりたい?

って、学生さんに聞いてみたい。

で、キラキラした目目で夢を語って欲しい。

あたし泣いちゃいそうだなー(^▽^;)

そうゆう人が大人になって、

自分の大切なものを大切にして、

地域に住んでいたら、自然と活性化しそうだなと思うんです。

(感覚値ですが)

と、散々偏った考え方になったのち、

次の本を読んだ。

就活のバカヤロー (光文社新書)/大沢 仁
¥861
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結局、日本企業の人事はこうゆう考えで新卒を採用してんだな、と。

うかつにアウトサイダー気味に生きた方が平成的価値観的には幸せになれるんじゃない?、

とはいえない位、学歴偏重はいまだにあるようです。

いや、あります!

著者が気持ち悪がるような就職活動、あたしもしてたなw

大手企業の人事から見れば、あたしの履歴書はきっと即却下でしょう(笑)

だから、

山形で、

こちら (カタリバ)をやりたいな、と思う、今日この頃。


では、台風に気をつけてー。