フーフー | It's a small WORLD!

フーフー

はたリベリア日本人会


先日リベリアで働く日本人の集まりに私も参加してきました。

UNHCR、UNMIL(国連リベリアミッション)、WFP、NGO等で働く計7人の日本人がいます。
もっと沢山いるかと思った。


でも、こっちに来て感じたことは、意外とインターナショナル・スタッフが少ないということ。
国際NGOのリベリア事務所の代表も現地人だったり、地域事務所は現地人に任されたり。
中国人やアラブ系の人も見かけるけれど、それでも圧倒的にリベリア人が多い。


NGOで現地スタッフが多いということは非常に良いことだと思う。

いずれはインターナショナルは退くべき存在だし、

現地スタッフのキャパシティビルディングや権限委譲にはインターナショナルは少ない方が良い。

とはいえ、優秀な人材(やポテンシャルのある人材)を見つけるのも大変。

14、5年もの間この国は紛争によって荒廃していたのだから、普通に考えたら5~30歳のリベリア人は

教育を受けてないことになる。ということは、必然的に紛争中に隣国ギニアやガーナへ避難し、

高等教育を受けたリベリア人の方が国連やNGO等で仕事を得やすいことになる。


避難するお金もなく、リベリアに残って耐えてきた人たちはどうなるの?

そういう人たちにこそ個人的には多くのチャンスが与えられるべきだと思うけれど、

実際にはそうもいかないのが現実。夜間又は週末学校に行って空白の15年間を取り戻そうとしている

リベリア人も沢山いるので、そういう意志のある人たちに期待したいと思う。



!?私は誰?


「見かけは日本人なのに、しゃべるとアメリカ人みたいだ。」


「アメリカ人かと思った。」


「イギリス人?いや、レバノン人?」


こっちに来て良く言われること。たまに「中国人?」って言われることもあるけれど、

あんまりアジア人という風に認識してもらえていない。改めてアフリカと日本の距離を感じました。

ちなみに、レバノン人は沢山この国で働いているので、リベリア人にとって外国人=レバノン人

というイメージが強いのかもしれません。

イギリス英語好きの私としては、アメリカ人よりイギリス人と思われたい…。



ナイフとフォークリベリア料理            


リベリアのご飯と言えば、以下のアイテムが基本。(写真:定番魚のせご飯)


ご飯
魚(煮魚が中心)
辛い(唐辛子)
赤い(唐辛子)


                         


FUFU(フーフー)という食べ物があります。キャッサバでできたすいとん。
それを煮魚と一緒に食べるんです。
お米は高級品なので、キャッサバは庶民の味方なようです。
ちなみにお米は比較的に日本米に近いけれど、例えて言うなら冷凍ご飯を解凍した感じ。
水分は含んでいるけれど、でも若干パサついている。

私の場合どこの国に行ってもそうだけれど、食生活で苦労はほとんどしません。     

   
           


                       FUFUの作り方を教えてくれたボミ事務所のスタッフ。



雨雨季


スコールが降っている間、子供達は素っ裸になって外で遊び始めます。
というより、水浴びを始めます。上下水道が十分でないこの国にとって雨水は大事な水資源。
事務所でも、水道から水が出なくなると雨水に頼ります。

(トイレを流すのも手を洗うのも雨水ってどうかと思うけれど。)
軒下に車を寄せて、雨水で洗車する光景も。



握手


リベリア人の握手はちょっとドキッハート①とします。
握手して手を離す瞬間、人差し指(か中指)を弾くんです。
ただの握手より親近感を感じますね。
私は上手く指を弾くことができないのだけれど。