「センテンス」はライターとして意味を理解しておきたい言葉の1つです。
なんとなく耳にするけど、きちんと理解しているかあやしいと思う方は、一緒に復習していきましょうね。
「センテンス」の意味
センテンス(sentence)は英語の言葉で、日本語に訳すと「文、文章」になります。
明確に言えば、文と文章は異なる意味を持ちます。
文…終止形や終助詞などがあり、句点「。」がつくところまでを指します。
文章…複数の文が連なったものです。
「センテンス」の種類
英文で使用される言葉が多めです。
文章構成の考え方として押さえておきましょう。
トピックセンテンス
パラグラフ(段落、文章のかたまり)の中で、重要な一文のことです。
サポーティングセンテンス(サポートセンテンス)
トピックセンテンスに説得力をもたせるために続ける説明部分です。
事例、数値、具体例などを用いて、トピックセンテンスに根拠をもたせます。
コンクルーディングセンテンス
結論の文で、パラグラフの最後にまとめとして入ります。
説明をした上で、最初に述べた結論を再度述べることで、読み手の理解が深まると同時に重要なことが印象づきます。
「センテンス」の類語
センテンスと似ている言葉との使い分けをしましょう。
パラグラフ
段落、文章のかたまりを指します。
センテンスよりも大きな括りです。
フレーズ
複数の単語が連なった言葉で、文の括りとは関係なく使用します。
短いセンテンスは伝わりやすい
シンプルなセンテンスは意味が伝わりやすいことを示す言葉を紹介します。
ワンセンテンスワンメッセージ
1つの文で1つの内容を伝えることです。
一文一意(一文一義)ともいいます。
1文が長いと含まれるメッセージが多く、文章が複雑化してしまい、読み手は理解しにくくなってしまいます。
順接の「が」や「ので」のような便利な接続助詞を使って、長くなってしまう文をよくみかけます。
短文が続くと幼稚にうつりますが、長く続きすぎる文は理解しにくいので「ワンセンテンスワンメッセージ」はWebライティングにおいての教訓といえる言葉です。
まとめ
センテンスの意味を知って意識すると、文章構造について理解が深まりますよ。