マメ科の一年草。青々とした細かい葉が鳥の羽のように並んでいるが、物が触れると葉はすぐに閉じて葉柄から垂れ下がってしまいます。また夜になると葉は閉じてしまうので「ねむり草」とも呼ばれます。なにげなく買いもとめ育てていたのですが、可憐な花が咲きました。花が咲くとは思っていなかったので驚きました。昼までには萎れてしまうので可憐さが増します。オジギソウを「含羞草」とも書きます。「含羞」(がんしゅう)とは、恥ずかしいと思う気持ちを言い表しまが、オジギソウにはそれらしい雰囲気を感じられるからこの文字が当てられたのでしょう。夏の季語です。

 

         花までも楽しめるとは含羞草      とっこ