3月に入ってから何かと忙しく、10日間以上もアップすることができませんでしたが、「アンジェラゲオルギュー(ソプラノ) & トーマスハンプソン(バリトン)」のコンサートの招待券を頂いたので、何年ぶりでしょうか、出かけてきました。二人を知りませんでしたが、SS席が三万八千円、一番安い席でも一万円とありましたから、かなり有名な歌手のようです。

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プログラム
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  二人が歌った曲は、ソロが各5曲、二重奏が三曲の合計13曲、そのうちオペラの曲が八曲、ミュージカルが五曲でしたが、今までの人生でオペラを見たのはたった一回、テレビでもほとんど見ないので、オペラの曲で、聞いたことがあったのは、カルメンの「ハバネラ」、トスカの「歌に生き、恋に生き」とめりー・ウィドゥの「唇は語らずとも」の三曲だけでした。最後の二重奏「唇は語らず」を捜しましたら、バリトンはトーマス・ハンプソンで同じですがソプラノはカリタ・マッティラと違いますが聞いてみてください。楽しい歌です。


 今回のコンサートで一番驚いたのはハンプソンので声が、オーケストラがフォルテでも、響き渡ってきたことです。声が通るのは声量だけでなく音色もあるのではないかと感じました。
 ソプラノのゲオルギューはオーケストラに負けることがありました。ミュージカルの曲の時は二人ともマイクを使っていました。何故だかわかりませんが楽をしてたのでしょうか。下はゲオルギューが歌うトスカの「歌に生き、恋に生き」です。動画の方が良いように感じます。10年前ですから最盛期のころの録音だからかも知れません。


  原語で歌われましたが意味が解ればもっと楽しむことができたのに思いました。いずれにしても、いらいらする日が続いていたので至福の時を持つことができ良かったです。