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 今日からの72候は「朔風葉を払う(さくふうはをはらう)」。冷たい北風が、木々の葉を払い落すころをです。朔風の朔は北という意味で、朔風は北風、木枯しのことです。本格的な冬がやってきます。
 
        木枯しや木の葉の渦が走りゆき    とっこ
 
 ところで「朔」を漢和辞典で調べてみましたら、訓で「ついたち」と読み、月が太陽と同じ方向に入り地球に暗い半面を向ける時、現代的な定義では新月のこと。「朔月」「朔日」とは陰暦で毎月の一日を表します。朔日餅(ついたちもち)とは伊勢赤福1月を除く毎月1日に販売する餅のことです