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 石和温泉で行われた同窓会に出席したのですが、二日目はゴルフをやらない者は朝食後解散。時間があったので塩山駅で途中下車して恵林寺(えりんじ)に寄ってきました。寺の周辺の農家では吊し柿を吊るす作業に追われていました。皮を剝いたばかりの柿の色はなんと呼んだらよいのでしょうか。熟した柿の色、いわゆる「照柿(てりがき)色」より赤色が薄いのですが、この色が目に焼きついてはなれません。後で知ったのですが恵林寺周辺は「ころがきの里」と呼ばれるようで、写真は寺の隣にある岩波農園で撮らしてもらったもの。ところで、歳時記で柿の実が秋の季語なのは解るのですが、吊し柿、干柿がの季語になっているのは合っていないようにも感じます。初冬のほうが合うような気がします。
 
        吊り柿を掛けしばかりの甲斐路かな      とっこ
 
 11月12日の72候は「地始めて凍る」、そのとおりに寒波襲来、寒くなりました。