(聖書:ルカによる福音書12章6-7)
五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。 それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。
 
 雀は当時、貧しい人たちの食べ物で、とても価格の低い商品でした。しかし私たちの目から価値の低いものだとしても、神様からご覧になるとそうではないのです。イエス様は「雀でさえこうなのだから、ましてやあなたのことを神様がお忘れになっているはずはないのです。あなたは神様にとって大事な大事な存在なのですから」とおっしゃっているのです。
 
この個所をレーナ・マリアさんの歌でお聞きください。
 
 レーナ・マリアさんは、1968年、スウェーデン出身のゴスペルシンガー。障害のために、出生時から両腕がなく、左脚が右脚の半分の長さだったのです。ソールパランピックに出場し背泳4位、自由形5位、平泳ぎ6位入賞しました。長野オリンピックの開会式で歌ったほか度々来日しています。

心くじけて 思い悩み
などて寂しく 空を仰ぐ
主イエスこそ わが真の友
(折り返し)
一羽のすずめに 目を注ぎ給う
主はわれさえも 支え給うなり
声高らかに われは歌わん
一羽のすずめさえ 主は守り給う

心静めて 御声聞けば
恐れは去りて 委ぬるを得ん
ただ知らまほし 行く手の道
(折り返し)