〔『名勝 旧大乗院庭園』:『奈良ホテル』隣接:奈良県奈良市高畑町1083-1:Leica Q2〕
1-4旧大乗院庭園:かつての『南都随一の名園』を百日紅に誘われ池泉回遊する!:2022.08.25
大型で強い台風11号(ヒンナムノー)は
東シナ海を北北東に進行中で、
明日6日(火)に九州北部に近づく見込🌀
さて、
先日(8/25)は、久しぶりに『奈良』へ
残暑の古都さんぽ☆彡
長年気になっていた『奈良ホテル』でお泊り、
かつて『興福寺』の塔頭である
『大乗院』が所在した跡地の小高い丘に建つ
『辰野金吾』と『片岡安』のコンビが設計した
屋根上に鴟尾を置き、壁面を白い漆喰仕上げとした
木造2階建て瓦葺きで、
内装は桃山風の豪奢・華麗な意匠と
ドイツ風の重厚な意匠が混在する、
和洋折衷様式の開業100年超の本館から望む
広大な庭園は、『名勝 旧大乗院庭園』☆彡
『興福寺』の門跡寺院である『大乗院』が
寛治元年(1087年)創建と同時に築造された庭園で、
幾多の試練を追って退廃し、
第20代門跡『尋尊』が『慈照寺』(銀閣寺)庭園を作った
『善阿弥』父子を招いて池泉回遊式庭園に改造され、
大乗院が廃仏毀釈の影響で明治初年に廃寺された後も
明治初頭まで『南都随一の名園』と称えられたとのこと!
その後、昭和33年(1958年)に国の名勝に指定され、
平成7年(1995年)から奈良国立文化財研究所(現・奈良文化財研究所)による
発掘調査と並行して復原工事が進められ、
最終的に、平成22年(2010年)に復原事業が完成し、
現在は、日本ナショナルトラストの管理下で
一般来園者も庭園内を散策可能になったようです☆彡
それでは、広大な池泉回遊式庭園を
ご一緒にお楽しみください・・・^~^
. 【つづく】
【2022.08.25】
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