〔『紅白のゲンノショウコ』:『待兼山』(まちかねやま):『大阪大学 豊中キャンパス』:(大阪府豊中市待兼山町1)にて〕
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B3
第22回 植物探検隊@秋の待兼山を訪ねて(2019年):トークセッション:2019.10.05
前身の浪速高等学校の高等科本館として1929年に竣工した
かつてはイ号館と呼ばれていた
ネオゴシック様式を持った学内最古の建物『大阪大学会館』に集合して
プログラムは、
第一部:野外ワークへGo!
講師が事前に下見をしておいた“みどころ” を中心に、目についた植物を順次解説します。
大阪大学総合学術博物館待兼山修学館も見学します。
第二部:大阪大学会館内の21世紀懐徳堂スタジオでトークセッション
講師は、栗原佐智子(大阪大学21世紀懐徳堂招へい研究員、『キャンパスに咲く花』(大阪大学出版会)編著者)
それでは、街中にありながら豊かな自然を体感できる貴重なスポット
『大阪大学 豊中キャンパス』での植物の観察会から、
ふたたび『大阪大学会館』に戻って、
『待兼山』(まちかねやま)の地理と特徴や歴史、
豊中キャンパスの地形と植生の遷移について
21世紀懐徳堂スタジオでのトークセッションを
ご一緒にお楽しみください☆彡
【第22回 植物探検隊@秋の待兼山を訪ねて(2019年)】
待兼山(まちかねやま)
歌枕として古歌に詠まれるとともに、大阪に残された数少ない里山である待兼山。
登録文化財である待兼山修学館と大学会館を結んで、待兼山の山中を遊歩道が結んでいます。
津の国の待兼山の呼子鳥鳴けど今来(いまく)といふ人もなし
「古今和歌六帖」
こぬ人を待ちかね山の呼子鳥おなじ心にあはれとぞ聞く
肥後「詞花和歌集」
夜をかさね待ちかね山の時鳥雲井のよそに一声ぞ聞く
周防内侍「新古今和歌集」
明くるまで待ちかね山の時鳥けふも聞かでや暮れむとすらむ
藤原顕綱「続後拾遺和歌集」
出典: https://www.museum.osaka-u.ac.jp/feature/machikaneyama/
待兼山(まちかねやま)は、大阪府豊中市・池田市・箕面市にまたがる千里丘陵の山。標高76.9m。「待兼山町」として豊中市の地名にもなっており、その面積の大半を大阪大学豊中キャンパスが占め、その周りは閑静な高級住宅街となっている。
古くは歌枕ともなった由緒ある山。『枕草子』の「山は」の項や、『古今和歌六帖』『詞花和歌集』『新古今和歌集』『夫木和歌抄』などにも登場する。
かつては褐鉄鉱の一種である高師小僧(たかしこぞう)「待兼山石」を産出した。山頂付近には、大正天皇の行幸を記念した石碑が立っている。
1926年(大正15年)、山上に旧制浪速高等学校が設立され、現在もその後身の大阪大学石橋団地(通称豊中キャンパス)が立地する。そのため「待兼山」は阪大の代名詞となっている。
また1964年(昭和39年)、学内工事現場から出土した先史時代(新生代第四紀)のワニ・マチカネワニの化石でも有名。日本で発見されたワニ類化石第1号であり、完全に近い骨格であることが評価され2014年(平成26年)、国の登録記念物として登録された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%85%E5%85%BC%E5%B1%B1
【おまけ:豊中市ご当地マンホール】
下水道マンホールのふたには、自治体によって様々なデザインが施されています。
豊中市は平成2年(1990年)からマチカネワニと市の花・バラをデザインしたマンホールのふたを、駅前や、公園、商店街を中心に300個以上設置しています。
出典: https://www.city.toyonaka.osaka.jp/jogesuido/okyakusama_joho/koho_keihatsu/oshirase/mhcard.html