王の男(05・韓) | no movie no life

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・・・映画を見て思ったことをツラツラと。ネタバレです。

かなり昔に書いたのも。

韓国映画と言うと、どうしても純愛モノのイメージがあるので、普段は敬遠気味なのですが、久々にこの映画見てみたい!と思ったのは・・・ポスター/チラシで見たイ・ジュンギ(男性俳優)の流し目の色っぽさ(笑)。


朝鮮の歴史の中でも「暴君」と呼ばれるヨンサングン(チョン・ジニョン)の時代。旅芸人として生きてきたチャンセン(カム・ウソン)と女形コンギル(イ・ジュンギ)。そんな二人は、活躍の場を求めて都へ入り、王をからかう芝居を行って人気を博したが、役人に見つかり、王を冒涜した罪で処刑されそうになる。そこでチャンセンは言う「芸を見て王が笑えばいいんだろう」。そこから、王を前にした命がけの芸が始まる・・・


形を変えた純愛モノだなあと思いました。チャンセンとコンギルの絆の物語。

ヨンサングンが歴史に名高い暴君だったとは後ほど知ったのですが、この映画ではそれほどでもなかったような。コンギルとの「遊び」のせいか、なんか憎みきれない「子ども」なんです。バッサバッサと人が死んでゆくのは確かですが、王と役人たちの衝突の中で、宮廷芸人にまで上り詰めた彼らは翻弄されるのですが、翻弄した側とも言えます。


ところで、その暴君の心を翻弄したコンギルですが・・・映画ではそれほど「美しい」とは思いませんでした。ただ、(本当は女なのか?)と思うような仕草でした。チャンセンと芸をやっているイキイキとした演技と、宮廷芸人となってからの悲しげな顔は対照的でうまいですね。

最後の、2人の演技を見る宮中と外の暴動との対比も良いです。


ただ、史劇と観るとどうなのかな・・・「これより奥は、見てはならない。」とのキャッチコピーでしたが、奥深い愛憎劇とは映らなかったです。時代性や「宮中」と言う舞台の掘り下げが足りなかったのではないかと思いました。

むしろTVドラマ「チャングムの誓い」の方が権謀術数渦巻いていましたね(汗)。


ということで、やっぱりこれは純愛モノです、ハイ。


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