【小さいゴールをつくること。番外編 いつ、何時でも、誰の挑戦でも受ける】~【闘魂伝承編】②
そろ~り。
中はシーンとしており、一人おとうさんがおりました。
「いらっしゃいませ、片岡様ですか」
・・・・いえ、じょん壱です。社長の方から聞いておりますかね?
「あ~、聞いてますとも、今日と明日だけですが宜しくお願いします」
はい・・・・あまり役にはたてませんが・・・・・。
・・・・・・・16席か・・・・20坪くらいかな・・・・
家賃を聞くと17万とのこと?え?17万????安くない?
実際単価いくらっすか?
「2万くらいだよ、お客はほぼ同伴・アフターのみ、一日5万くらい売れればOKだね」
ん?では今日は五人来てるのでもう10万ですか売り上げ。
「そうだよ、もう閉めちゃおうか(笑)」
だよな・・・閉めても良いな・・・・そういえばここの肉は国産っすか?
「国産だよ」
そうですか・・・ちなみにキロいくらですか?
「〇千円だよ」
・・・・・・でた~さすが銀座・・・・ぼってますな(笑)まあ、来てるお客さんはほぼ同伴だし・・・
メニューだってあってないようなもん、月初にある程度とってあとはその中で調整すれば良い、ハナマサあるしね。ようはコースになれば良いわけだしね。
見た目とそこそこやわらかいお肉使ってれば・・・大丈夫か・・・しかし・・・びっくりだわ・・・
こりゃ・・・儲かる・・・簡単に。今だけは。おそやく家賃があがっていくのでしょう、でも上がっていけばそく撤退だろうね。数字は合わなくなる。来年には違うお店になってるんでしょうね。
初期の投資もほとんどかけてないしね。こりゃ・・・楽だわ。
そんな感じでおとうさんと二人っきりでの仕事がスタート。
しかし・・・お客様は一組5名。当然やる事なしですよ。
で二人でずーっとおしゃべり。おとうさんは26歳で脱サラして飲食業界へ。
最初は小さいホテルでサービスを勉強し、そのあと色んな店舗を転々としてきたそうです。
現在は54歳。今のこのお店には昨年の8月に来て今月でやめてまた他の店に行くそうです。
ん?やめる・・・なんでだろ?理由はすぐわかった・・・・。
この店・・・つまらん。まじ、笑えるくらい暇、でも一組くれば勝ち・・・、しかし暇・・でも一人だからとりあえず
店にいないとだめ・・・・、お客の相手するとき以外はひたすら・・・ぼっーとしてるしかない。
予約ある日もない日もたぶんつまらん。
楽すぎて・・・たぶんがんばっても・・・とういうか、がんばったら余計な経費が増える(笑)
そして・・・なにせ・・・従業員一人。もしくは二人。
たとえば、自分でやるなら別。ただ雇われだと・・・・こりゃ辞めるわ。
やはりおとうさんも同じことを言ってました。
「・・・あきるよ・・・さすがにね」
やっぱり仕事する上で・・・重要なことって人それぞれ違うとは思うけど【やりがい】だとか
そこでがんばって【獲るもの・経験】とかも大事だって・・・おとうさんは言ってました。
誰がやっても同じじゃなくてなにか【有意味感】自分がやるからこそ意味あるものでないとつまんないでしょ・・・。
おとうさんは将来スナックをやりたいそうなので、僕も将来は【魔の巣】をやりたいといったら笑っていました。
自分の【モチベーション】をどうやって上げていくか・・・その理由がないとね・・・。
あとはおとうさんと10年以上前、まだ景気もよかった頃、バブルの頃、その当時何処の店にいただの
どこで遊んでただのそんな話をして無事2日間が終わりました。
労働時間というか交流時間は4時間かな?(笑)ほんと仕事はなんもしてない感じでしたね。
まあ、これで僕は一日の【小さいゴール】は達成できたのでよかったよかった。
って・・・・なにが【小さいゴール】なのか???
という訳で次回は本題に戻り・・・・僕の【小さいゴール】についてです。