BARCLAYS Premier League 12-13 34節
Liverpool

2

0-1 2 Chelsea
2-1

スターリッジ


スアレス

26

52
57

90+7

オスカル


アザール(pk)


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Liverpool
 25 レイナ
 02 グレン・ジョンソン
 23 キャラガー
 05 アッガー
 03 エンリケ
 21 ルーカス
 08 ジェラード
 14 ヘンダーソン
 10 コウチーニョ(46分→スターリッジ)
 19 ダウニング(80分→シェルベイ)
 07 スアレス


Chelsea
 01 チェフ
 28 アスピリクエタ
 04 ダビド・ルイス
 02 イヴァノビッチ
 34 バートランド
 12 ミケル
 07 ラミレス
 11 オスカル(83分→モーゼス)
 17 アザール(78分→ベナユン)
 10 マタ(90+1分→ランパード)
 09 トーレス


先発にはダウニングが戻り、スターリッジは再びベンチとなりました。
その他、ベンチにはコーディが入っています。


  スアレス  
コウチーニョ ダウニング
  ヘンダーソン  
ジェラード ルーカス
エンリケ ジョンソン
アッガー キャラガー
  レイナ  

試合前には先日亡くなられたアン・ウィリアムズさんと、ボストン・マラソンでのテロ爆破における犠牲者に対して追悼の拍手が送られました。


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当初はラファの凱旋という点で注目されたこの試合でしたが、最後にはそんなものは吹っ飛んでしまいましたね。
ちなみにラファはとても好意的に迎えられましたね。
個人的には、それほど好かれるような監督だとも思えないのですが、やはりチャンピオンズ・リーグ制覇というのはそれだけ大きなことだったんでしょうね。


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試合の入り方は悪くなかったとは思いますが、ミスがとにかく多かったですね。
チェルシーもミスが目立っていて、そのおかげかそれなりに守れていましたし、攻撃においても決定機をいくつか作り出せていましたが、何か両チームともに雑なプレイに終始していたように感じました。
まぁチェルシーのことはどうでもいいのですが、攻撃面に関して言えば、縦への意識が高いのは好感は持てるものの、緻密なパスワークというよりは個々のイマジネーションに任せたパスばかりしているようで、安定したパス回しはできていないように見えました。
この試合の前に見たマンチェスター・シティの成熟したパス回しを見た後だったので余計にそう感じたのかもしれませんが、シーズン序盤から比べれば随分良くなったとは言え、まだまだだということでしょうか。


それでもチェルシーの何か淡々として覇気の薄いプレイのおかげもあって、それなりに戦えてはいたのですが、失点した後に歯車が狂ってしまいました。
それまで辛うじて繋がっていたパスも寸断され、チグハグさが目立っていきましたね。
その失点はセットプレイからオスカルのヘッドで。
コーナーキックでは、チェルシーの高さを武器にできる選手にマークを付けながら、アッガーやキャラガーはフリーな役回りを任されていたようですが、ラファに見事に分析され尽くしていたようです。
あの場面でオスカルへは普通マークに付きませんよね。
危機を察知したキャラガーがオスカルの元へ走っていきましたが間に合いませんでした。


後半頭からロジャースはスターリッジを投入しましたが、これが功を奏しました。
一気にレッズの攻撃に勢いと厚みが増し、怒涛の攻めを見せました。
そして、キャラガーのロングパスをダウニングが難しい体制からスアレスへ。これをダイレクトでディフェンスの裏へ送ると、最後はスターリッジが押し込んで同点!
特にダウニングとスアレスのボールタッチは絶妙なものでしたね。


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同点としたところで更に勢いに乗りたいところでしたが、思わぬ形で再び失点。
コーナーキックからスアレスがハンドを犯してしまい、ペナルティを献上してしまいます。
意図してのハンドか否かと聞かれれば、多分意図していないと私は答えますが、しかし隠しようのないハンドでしたね。


その後、決して堅守ではなかったチェルシーの守備を前に、ただただ、攻めあぐね続けて時間を消費していきました。
敗色濃厚となった後半アディショナル・タイムの最後の最後、アッガーの後方からのロングフィードをスアレスが落とすと、それを受け取ったスターリッジが右サイドからクロス。これをスアレスがヘッドで流し込んで、土壇場で同点に追いつき、試合終了。


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期待していたほどの好勝負とはなりませんでした。
やはり、決して口にはしないものの、お互いにモチベーションに問題を抱えていたのでしょうかね。


レッズについて言えば、90分を通じてそれほど危険なシーンはなかったものの、磐石な守備を見せていた訳ではありませんでした。
攻撃においても、チェルシーの守備が決してかつてのような堅牢さが無かったにもかかわらず、効果的に攻めてゴールを奪うことはできませんでした。
何が問題なのか分からないくらい問題だらけのような気もしますが、改革の1年目だということで将来的な改善に期待したいところです。


さて、試合の結果を忘れてしまうほど話題の中心となってしまっているのは、もちろん、65分の問題の場面です。
相手選手の腕に噛みついてしまうなど厳しく言わなくても愚行以外の何物でもありませんが、不思議とスアレスに対して怒りは湧きませんでした。
最近、様々なものを読んでいく中で、彼の性格面についてあるイメージ(悪いイメージではありません)を持つようになっていて、いずれこういうこともあるだろうと思っていましたからかもしれません。
ただ観ていて「あ~またコイツこんなことやって」と苦笑いを浮かべる程度でした。
もちろん、彼の行為を肯定するつもりは毛頭ありませんし、全ての人が私ほど寛大であるとも思いません。
彼には多分、時期は分かりませんが、然るべき処分が下されるでしょう。
この点については今後の行方を見守るしかないでしょうね。


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