前回はメーカー不良個所の改造でしたが、425を所有されていて、壊れて困っていた方、参考になりましたか?
今回はブーツの性能を上げる改造を行います
まず、このブーツも私が所有している他のブーツと同じ様、ヒールアダプターを装着して、インテックシステム仕様にします
今回は、新品セット部品を装着します
グリスUPの為分解したら、中のパーツ、色が違う強化品?が使われていました
(写真撮り忘れ💦)
相変わらず、普通の機械用のグリスが塗られていましたので、除去してシリコングリスに交換しますが、特にヒールアダプターから、垂直に立ち上がるワイヤーの根本はワイヤーに負担がかかる所なので、たっぷりシリコングリスを塗布しましょう❗️
ブーツとの合わせ部、ブーツボルト取り付け後のボルト穴にシリコンコーキングで防水加工
この425は、boosterベルトが標準装備されていますが、今までの325等ではブーツ上部にベルトを取り付けるスペースが無いので、ディーラックスがアッパーフレームだけ新しく作ったんですね?
そしてやっぱり、ロアフレームはライケル時代からの物と変わってません
boosterの、ベルトを通すパーツが増えたのは良いのですが、固定されていないので、引っ張ると動いてしまい、締めづらいです
ベルトに穴を空けてパーツ取り付けボルトをboosterごと、上から固定しました
425は、ハードタンも標準装備されていますので、ライケルで使っていたRacingハードタンと硬さを比べてみたら、同じ硬さでした
ライケル時代のタンは、ワイヤーラチェットバックルなので、この形です
425はバックルがこのベルトタイプです
第一バックルの所が、ライケルの物はワイヤーなので、膨らんでますが、425はベルトなので、平らになってます(右側ライケル、左側425)
ライケルのレーシングハードタンと交換したかったのですが、この部分が違うので取り替え出来ません
続いてこのパーツも交換して取り付けました
固定式フォワードリーンを
ボンバー社のBTS(可動式フォワードリーン)
平昌オリンピック、スノーボードパラレル大回転金メダリストで、ディーラックス ライダー
ネビン ガルマリーニ選手
現在は分かりませんが、以前使用していました
このBTSは以前、used購入して保管していた物で、今回取り付ける為に分解してメンテナンスしたら、構造が分かりました
私が700に取り付けているダンパーシステムは、前傾のみ可動しますが、このBTSは後ろ側にも可動します
しかし、センターパーツがアッパーフレームに固定されない設計なので、前傾、後傾の位置調整は上のナット部を回すと出来るのですが、圧力調整は下のナット部を回し締めていくと、後ろ用のスプリングが潰れた後に、やっと前傾スプリングにテンションがかかり、圧力調整出来る仕組みでした
ま〜私は前傾の圧力調整出来れば良いので
可動仕様にしたので、サイドカントを強化をします
サイドカントパーツはプラスチックなので、可動させると削れて壊れてしまいます
ボルトとの間にステンレスの平座金を入れ、可動しやすい様にシリコングリスを塗布
このスペーサーパーツにも塗布します
逆に、中のパーツにはネジロックを入れます
ボルトを固定して、アッパーフレームは可動する仕様に
続いて、性能UPの改造では無いですが、第二バックルと、第四バックルを取り替えて上はブラック、下はグリーンに
325で使用していた、サーモインナーを入れ替えました(アウターが旧式のままなので、形成し直し無しで使用出来ます)
今季、トラック700は少しお休み中で、UPZ RC10に3枚booster(expert/racer)を装着して使ってますが、今季のタイミングをみて425投入します
おしまい