七年 | ガラス玉

ガラス玉

迷い道、遠回り

一生 一生 一生
つきまとわせると決めたのだ
一目惚れした日から 死ぬまで一生
考え続ける 悩み続ける 悲しみ続ける

死にたいひとに向かって生きていてと言う
その身勝手さを その自己愛を許せない
喉から手が出るほど欲しいのだ
きみの生存が、きみの存在する世界が
言えない 生きていてくださいが言えない

これから何度も美しいものをみて息を呑む
そんな気がする
これから何度も残酷なものをみて目を腫らす
そんな気がする
その感動を説けないのだ
あなたに向かって説けないのだ
死ぬ価値もない

誰かのために生きられたらよかった
ぼくのために生きてもらえたらよかった
自分のために生きられたらよかった
自分のために死のうとするのに