前書き:無事お店をオープンす事ができ
暮れという事もあって忙しい毎日
女の子も増え、7人になりました。
3人の時とは違って7人となると
女の子同志のイザコザが増え始めます。
~~~女の生きた道~~~
第17話 <競争心>
毎日が、とても賑やかで
毎日が、とても楽しく
ただ、みんなを帰した後の一人が淋しく・ ・ ・
と、そんな毎日でした。
その淋しさをも忘れさせる
女の子同志のイガミ合いが始まってしまいました。
一組目のお客さんが入ると
みんなで、元気良く
「いらっしゃいませ~♪」と声をかけ
従業員3人の時は、一組目のお客さんに
全員、着いてました。
人数が増え7人となると
さすがに全員着く事は、できません。
なので、一組目のお客さんが来ると3人着けて
後の4人はカウンター内で待機していました。
私は、
お客さんに従業員を平等に見てもらいたくて
初めのうちは、女の子全員を均等に
お客さんに着けるようにしていました。
お店の方針としても
自分だけのお客様ではなく
私達全員のお客様と教育してたのですが
女の子達がお客さんに慣れてくると
自分だけのお客ではなく顧客みたいな
そんな感じに変わっていて・・・
お客さんに慣れてくると
そのお客さんが、他のお店に行った
と、言うだけでヤキモチをやき
「何で私のお店に来ないの!!!」
と、お客さんに怒る始末で
その度に私は、
「お客さんは色んなお店に行くんだし
お客さんが私達のお店を選んで
来てくれるんだから~
来ていただけた事に感謝しないと~」
と言っていましたが
その場で「はい~」と言っては、いても
当然、私の言う事は、聞きませんでした。
そんなある日
一人のお客さんが来て
そのお客さんは従業員全員に
とっても、優しかったのですが・・・
それを勘違いしてしまうというか・・・
二人の女の子が、そのお客さんを
大好きになってしまって大変でした。
私が先とか、貴方が後とか、
そんなの私には、どうでもいい事で
大事なのは、来てくれたお客さんに対して
その後、どう接待するかなのに
そのお客さんが来ると二人(女の子)は
メロメロで本当、参っちゃいました。
そのお客さんが初めて来た時に
Eさんが最初着いて、その後にFさんを着けて
次に来た時に別な女の子を
着けていたのですが
Eさんも Fさんも そのお客さんを
気に入っているので
勝手に二人とも着いてしまったりで・・・
「お客さんに着くのは、勝手に着かずに
私が指示してからにして
次のお客さんの事も考えての事なんだから」
と言っても なかなか直りませんでした。
そのうち、そのお客さんは
「お店に行く」と二人に電話で言っていて
「今日○×さん来ま~す♪」と
Eさんが言うと
Fさんも負けずと
「○×さんと昨日も今日も話してたんですが
来てくれるって約束しました~♪」
と言ってるので
結局二人を着けるしかなく・・・
二人を着けてみたら もう大変!
お客さんのお酒を造るのも取り合いで
タバコに火をつけるのも二人一緒で
そのお客さんがトイレに行くと
二人でオシボリ持って待ってるし
本当、困りました。と言うより厭きれました。
と、そんな事がある中
Dさんは、もともとチーママとして
お店に来てもらったのですが
Gさんは、それが納得いかないらしく
いつも私に「チーママやりたい」と言ってました。
何が納得いかないか聞くと
Dさんのオシャレじゃない所と
Dさんは、お客さんを呼んでいないとか・・・
そんな理由でした。
Gさんは、髪はストレートパーマをかけて
つけまつ毛をつけ、服装には、
かなり気を使ってたみたいで・・・
(まぁ当たり前なんですが
確かに清潔感はありました。)
Dさんも自分の好みでオシャレしてたのですが
Gさんは
「Dちゃんセンス悪~つうかセンス無い~
その靴、なんとかしたら~」
と結構キツイ事を言っていました。
それを聞いてた女の子達は、
最初は唖然としてましたが
(私も唖然としてしまいました)
だんだん慣れて笑って聞くようになり
Dさんはチーママの自信を無くしてしまって
私は、何度も励まして
チーママとしての仕事を教え
「毅然とした態度でいて欲しい」と言ったのですが
Gさんは、いつもやる気満々で
お店に来るのは週に3~4日だったのですが
お店に来る日は必ず同伴で
しかも売上も良く頑張っていたというか
お客さんにオネダリするだけするみたいな・・・
(お客さんは喜んでましたけど)
その反面チーママやりたいと
言ってる割りには当日欠勤も度々で・・・
ある時なんか、Gさんは
「Dちゃんのショール真っ黒いから
真っクロクロスケじゃね~
うわ~スケベだ~
欲求不満マンキンキンに
おかされてる~
キンはバイ菌の菌
欲求不満マン菌菌だ~あはは~」
なんてお客さんの前で言うし
そうかと思ったら
Dさん(チーママ)も負けずに
「そ~だよ悪い~っつうか~
欲求不満なの本当はGさんじゃね~」
なんて、言い返してるし・・・
お客さんは冗談だと思い、笑ってましたが
さすがに その時は陰で注意しました。
そんな事だけでも十分なのに
Hさんは、お客さんに惚れっぽくて
なんか、危なっかしいというか
お客さんに気に入られる事は
この業界じゃ当たり前の事なのに
お客さんの言った褒め言葉を
本気にしてたり間に受けたりで・・・
心配だったので
「アフター行く時には必ずママに言ってネ」と
Hさんに言っていて
行く時には私に言っていたのですが
だんだんと、それが無くなり
お店が終わる頃になると
携帯を気にしてソワソワするようになって
もしかして?とは、思っていましたが
周りから聞いた話によると
付き合ってるみたいだとか・・・
そのお客さんは彼女いるのに・・・
その事に関しては、いくらお客さんでも
もう、お互いが好き同志で
どうしようもないし
プライベートな範囲にもなるので
そっと、してあげましたが・・・
と、色々、様々で、
話したら切りがないぐらい
女の子の事は色々ありました。
ただ、私は、口喧しいママには
絶対なりたくなかったので
従業員をなるべく見守る方向でいて
女の子達にプラスになるように
仕向ける努力をしていました。
性格も様々でしたが
みんな個性的すぎるぐらい個性的だったので
「その個性を活かせるように
自分の色で自分らしく仕事するように」
と常に言ってました。
「一人一人のカラーが良いと
お店のカラーも良くなるから」
とも言っていたのですが
残念な事に 私・・裏切られてしまうのです・・
次回~~~女の生きた道~~~
第18話 <裏切り>
信頼してた人から裏切られる・・・
本当、嫌(イヤ)です・・・
人の裏、表・・・大嫌い!・・・。
いつも読んでいただきありがとうございます。
温かいコメントやメッセージをいただき
皆さん本当にありがとうございます☆
お話は、まだまだ続いていきますが
これからも宜しくお願いします。
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