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 東日本大震災で審理が中断していた殺人事件の裁判員裁判が22日、仙台地裁で再開され、新たに選任された裁判員に震災前の審理の録画が示された。新裁判員は証人尋問に直接参加せずに判決を決める異例の対応となり、弁護側は反対している。

 中断していたのは犯行当時少年だった被告(32)が無職男性(当時31)を殺害したとされる事件の裁判。初公判の3月7日以降、証人尋問や被告人質問の一部まで進んでいたが、同11日の震災で審理が中断し、スピードマスター 「裁判関係者の被災状況や交通事情などを考慮」するとして裁判員が全員解任されていた。

 この日は新たな裁判員6人が選ばれ、審理を再開。改めて行われた罪状認否で被告が否認し、検察側も改めて冒頭陳述をした後、DVD映像による証拠調べが約2時間続いた。裁判員らの前にモニターが置かれ、震災前の審理で出廷した証人が発言する映像が流された。

 録画の利用は、仙台地裁が「記録文書を法廷で読み上げるよりも分かりやすい」と検察側、弁護側に提案。弁護側は法廷のやりとりを重視し、証人尋問を新裁判員が直接するよう求めていたが、却下された。

 三陸地方の被災地に立つ約1千世帯の仮設住宅で地元テレビ局の番組が見られない。山がちで電波が届きにくいためだ。被災地では余震が続き、大雨洪水警報が繰り返し発令されている。18日も一時、大雨に伴う土砂災害警戒情報が出された。被災者らから「地元の気象情報を見たい」との要望も出ている。ヴェルニ

 岩手県大船渡市三陸町綾里(りょうり)。津波の被害を免れた高台の中学校に、90世帯の仮設住宅が並ぶ。

 一帯は半島の湾の奥で山に挟まれ、電波の受信状況が悪い。400世帯ほどが出資し「テレビ共同受信施設組合」を作り、近くの頂に地上デジタル放送を受信する共同アンテナを設けたが、震災で被害を受けた。

 2004年アテネ五輪の柔道女子78キロ超級金メダリストで、昨年引退した塚田真希さん(29)が、日本オリンピック委員会の「スポーツ指導者海外研修員」として9月上旬から2年間、英国に派遣されることが決まった。塚田さんが柔道部のコーチを務めるALSOKが22日に発表した。

 柔道では00年シドニー五輪男子100キロ級優勝の井上康生・コンステレーション 日本男子代表コーチが同じくスポーツ指導者海外研修員として、英国への留学経験を持つ。