ロングを泳いでいてかなり息が上がっている状態での撮影でしたので、限りなく素に近いスイムになっていたと思います。
そこでわかった問題点は、
・左腕のフィニッシュが死にきっている
・お腹が下がっている
右腕のストロークは素人目に見たレベルではあまり変ではなかったです。
結構スポーツものって自分のプレイしている姿を映像で見せられると、違和感と恥ずかしさで嫌になってしまうものですが、思っていたよりマシという感じでした。
左腕のフィニッシュの欠点については全く意識していませんでした。Kコーチに指摘されて、何が悪いのか細かく説明してもらってやっとわかった次第です。
映像があればよりわかりやすいのですが(もらえないか!?)、文字にすると以下のような点。
1.プッシュオフしている距離が短い(フィニッシュが早い)
2.腕がプル以降でお腹の真下に寄って来てしまう
3.身体の直ぐそばを舐めるように掻き上げている
それによるデメリットとしては、
1は水を押しきれない
2は捕まえた水を捨てている
3は水を押しながら掻き上げるというローリングのシナジー(相乗効果)を活かしていない
人間の常として、視界に入る動作(エントリー~キャッチ~プル)は気を付けてやるけれど、視線の外の動きは疎かにしてしまうという習癖の典型です。
これを修正するドリルとしては、
・ダブルアーム(左右のストローク差を均一にする)
・オルタネート(前に伸ばす腕と掻ききった腕を対角線上で延ばしきる)
・片手クロール(苦手な方の腕の掻きの修正)
などがあると思います。
次回は、お腹の下がりについて書いてみます。