2000人の英語の基礎を作ってきました、ゆりい先生です
15年間、中学校で英語を教えてきました。
生徒たちは質問が大好き
「留学してた?」って聞いてきます。
・・・・・してません
「大学は英語を勉強してた?」って聞いてきます。
・・・・・ちがうんです、教育行政です
「英検何級ですか?」って聞かれます。
・・・・・準1級です、
1級でなくてごめんなさい
思いっきり期待を裏切る答えの連続
こういう質問をしてくる子たちは、
意地悪な子、というわけではなく
実は、英語をがんばりたい子たち。
または、英語が好きな子たち。
自分をのばしてくれる先生かを、
「値踏み」してくるんですね
「えっ?」とか、「えーーーーっ」って
がっかりするんだけど、次のひとことで、
目に力を戻してくれます
「ふつーの中学校出て、
公立の高校行って、
大学で勉強して、
その結果の英語が、これだよ、てへ」
そう、わたし、日本の学校教育で
成り上がってきました
このことが、コンプレックスで
英語教師なのに~~できない、資格を持ってない、って
思ったこともあったけど、
生徒たちにとって、
「留学しなくても、公立中出身でも
ここまで発音は作れる、英語はできる」
と、感じてもらえたらいいな
と、今は思っています。
留学したことがないから
発音がコンプレックス。
でも、
どうやって練習したらいいか伝えられる。
英米文学には疎いけれど、
外国籍生徒への日本語対策や
ホームスクールなど
教育面は幅広く勉強してきた。
資格試験は、
大学時代に3点不足が2回続いて
取得をあきらめていた英検は
実は去年ちゃんと勉強して取った。
大学時代から教員になってからは、
TOEICで点を重ねてきた。
けど、まだまだ。
英語はコンプレックスだらけ。
とはいえ、ネイティブじゃないから、
コンプレックスがなくなることは
永遠にないだろうな、と思ってる。
ちなみに、
H26年の文科省調べで、
TOEIC730、あるいは英検準1級か
それ相当以上の教員は
高校55.4%、中学28.8%
って・・・・・
そりゃ、生徒も値踏みしてくるよね
ご、ごきげんよう