ホストファミリー決定 | エージェント使わず節約カナダ高校留学準備中

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英語ができるわけでもないけれど、エージェント通さずに自力で留学準備を進めています。果たして無事に出発できるか、そのプロセスあれこれ記録しています。

行きのフライトを予約し、早速、教育委員会担当者と、ホームステイ斡旋団体の担当にメールで連絡を入れた。フライトについては早いうちからピックアップしにいくので決めたら早く連絡してくれ、と言われていたこともあり、ビザよりも急ぐべきなのだという認識があった。

 

メールをすると双方の担当者とも連絡ありがとう!と好意的な返信がすぐに帰って来た。そして、その数日後には、ホームステイ斡旋団体からホストファミリーが決まったとのメールが届いた!長男がアメリカに留学した時も、次男が昨年学校の研修旅行で数日のホームステイをする予定だった時も、ステイ先がなかなか決まらず、出発の直前にようやく連絡が来たことを思いだす。そんな経験から、出発約3か月も前に決まったことに、妙な戸惑いを覚えてしまった。

 

というのも、ファミリーのプロフィールを知らせる用紙に

TO:INDEPENDENT(NO AGENCY)

とあって、エージェント通してないことでのデメリットがありやなしやが気になったのだ。個人だからどうでもいい(=評価が低い?)ファミリーではないだろうか、という不安はどうしても否めない。いやもしかしたら逆もありなんかもしれないが、いずれにしてもスピード決定には疑心暗鬼にならずにはいられない。

 

ファミリーを紹介するメールには、にこやかに笑う4人のファミリーの画像が添付されていた。30代の若い夫婦と9歳7歳の息子たち。ごく普通の家・・・と、よくよく紹介文を読み進めていくと、二人は正式な夫婦ではなくボーイフレンドであり、彼は隣町に住み毎週末にウチにやってくるとのこと。そしてホストマザーは公的な機関での仕事を在宅でしており、ボーイフレンドは政府の職員のようだ。さすがに首都のことだけはある。さらにマザーは台湾人、息子たちはフレンチスクールに通っていて、水泳、スケートが好きであり、リンゴ拾いにいったり、博物館に行って楽しんでいると。さらに、毎年留学生を迎え、マザーは自分も留学生であったことからお世話をすることを楽しんでいるとも書かれている。

 

紹介文を読んで気になったのが、子供たちがフレンチスクールに通っている点。つまり、家庭内での言語は何か?ということだ。英語すらもアップアップなのに、そこにフランス語が混じったら二兎を追う者は一兎をも得ず、混乱のままに1年を終えてしまうのではないかと危惧したからだ。

 

すぐにこのレターを送ってくれた担当者に質問のメールを送った。

・子供たちはフレンチスクールに通うが、家庭内でフランス語は使うのか?息子は英語しか対応できない

・息子以外に同時期に生活する留学生はいるか?

の2点。これもすぐさま返信があり、

・家庭内では英語で話す。ホストマザーも英語しか話せない。

・もうひとりブラジル人の留学生が同時期に滞在する予定。

という内容だった。家庭内言語が英語であることには安心したが、もう一人の留学生がいるという事情にはこれまた少々戸惑った。

複数人を預かるということは、家庭的にはさほど裕福でないことはまず理解すべきだと長男が言う。確かに、googleストリートビューを見ても、海外では一般的な平屋の家で、部屋が有り余っている感はない。

渡航に先んじて、ステイする留学生が一人の家がいい(からチェンジできないか)と交渉するか?という話も次男としてみたが、行ってみないとそのファミリーと合う合わないはわらかない。裕福ではないけれどとてもいい人々かもしれないし、今の時点でNGと判断するのは早急だと次男に言い聞かせ以来そのままである。

 

長男も、あまり裕福ではなく、食事はろくに用意をしてくれず、迎えを呼ぶのも一苦労。狭い部屋をホストの兄弟とシェア、という、友人たちと比べて環境はよくないファミリーに1年滞在した。次男が昨年行った学校の研修旅行でも、最初のファミリーの対応がひどく(おまけに家も汚い、水も飲めない)、自ら先生に依頼してステイ先を変更してもらった経験を持つ。だから、ホームステイに対して過大な期待や夢を抱くこともなく、また、自分にとって不都合なことがあればチェンジを言いだす勇気も経験済み。

願わくは、その台湾人ファミリーとの相性が良いことがイチバンだけど、ダメでもそれが貴重な経験となると私自身にも言い聞かせ、出会いの瞬間を待つ日々である。