ようやく発表できる段階になりました。
難聴児の療育に使うアプリ「Vocagraphy!(ボキャグラフィー)」を作りました。
おそらく今日中には審査に出し、リリースは3月10日を目指しています。
この日は娘の誕生日でして、この子が生まれてこなければこのアプリは無いので、
なんとか誕生日のリリースを目指して開発を進めてきました。
ダウンロードも使用料も一切無料です。今のところ、iOSのみです。いずれAndroidも開発しますが、しばしお待ちください。
iPadでも拡大表示になりますが使えます。
使い方はとてもシンプルです。
①カードを作る
②覚える
③クイズをする
この3ステップです。
使い方は、すでにホームページに掲載してありますので、詳細はこちらをご覧ください。
このアプリには撮影や画像編集機能はないので、すでにスマホにあるアプリで写真をとってください。
その後、このアプリで画像を読み込みます。
例えば、小さなお子さんであれば、家にある身の回りのものを撮影します。着るもの、くつ、かばん、食器、食べ物、花、家電、おもちゃ、などなど。それをアプリに読み込み、名前を入力します。メモを書けるので、名前だけでなく、色や形などを書くと話をふくらませます。例えば、「りんご」のメモに「赤い」「まるい」などと書きます。
このアプリは、難聴児を持つ保護者の方に向けて開発しました。療育はこれまで通り続けて頂く必要はあるのですが、その家庭学習の手助けになればと考えました。うちも、毎日毎日、朝から勉強してますが、夕方は娘が疲れてしまい勉強するモードにならなかったり、週末は遊びたかったりと、時間との戦いになります。しかし、このアプリで(開発途中のものを使って)ことばを覚え始めてからは、移動中にやったり、ほんのちょっとの隙間時間に苦手な言葉を確認できたりと、「勉強」と意識しなくても、今覚えさせたい"ことば"の画像と文字に触れることができるようになりました。療育先でも、宿題はほとんど満点で、どんどん先に進められるようになりました。
あと、子どもって、紙と鉛筆を机に並べるだけで、もうテンションがガタ落ちですよね、、、、。でも、スマホだとやってくれます。これ、何故か分かりませんが、やってくれます。
これから開発費も捻出しないといけないので、将来的にはマネタイズを考えないといけないのですが、基本的な機能はこれからも無償提供する予定です。オリジナル教材を作ることが目的で開発しましたが、それが面倒だという方のために、いずれ出来上がった教材を有料でダウンロードするようなサービスにしようと考えています。
リリース日が確定したら、またブログやホームページでお知らせします。