学校公開のため、昨日は次女の国語の授業を見てきました。

3、4人のグループで、「にくをくわえたいぬ」を輪読するという課題。気持ちをこめて読めるように練習してきたようで、にくを見つけた時は元気に「ワンッ!」、にくを落としてしまった時は悲しそうに「わん〜、、」と読むのがポイントです。

まずは練習。立ってグループごとに集まって輪読をします。教室の中は皆んながバラバラに読んでますから、かなり騒がしい状態。これ、うちの子聞こえているのか、、、と心配していましたが、うまいこと順番になったらちゃんと読んでいました😅 1年前には全く想定していなかったことです。人工内耳の効果がここまで早く出るとは思ってもいませんでした。

さて、練習タイムが終わり順番に発表です。まぁ、ご想像の通り、みんなむちゃくちゃ可愛い😍 中には、「ワン」のところに振り付けを考えた子どもたちもいて、盛り上がりました👏

いよいよ次女のグループの番になりました。覚えられる子は本を持たないで発表しましたが、次女は不安なのか本を持って読みました。発音はまだまだですが、最近はクラスのみんなも分かるように、ハッキリと読めるようになりました。でも、やはり聞こえる子との差は歴然としていますね。難聴児を始めて見た親御さんも多いのではないかと思いますが、その独特な発音に驚かれたのではないかと思います。

発表の後に、他の子が感想を言う時間があります。次女の発表の後に男の子が手をあげました。

「〇〇(次女)ちゃんがハッキリと読むことが出来ていて良かったです!」

も〜〜、涙をこらえるのに必死でした😭 先生から皆んなに次女の難聴のことを説明してくれているということは聞いていました。最初は次女の話し方が他の子と違うので笑う子もいたそうです。そんな時は先生が怒ったそうです。次女が頑張って皆んなに分かるように話そうとしていることが、クラスのみんなにも伝わってきたんですね。

帰りに感想を言ってくれた子の机にあった名前をしっかり覚えてきました。そんな優しい心をもった子だということを、いつか親御さんにも伝えたいです。

授業参観が、ここまで感動的な展開になるとは思いませんでした。