僕には、未来が見えた。
僕は、超有名人の葬式に参加している。
僕は、世間的に成功者となっていて、葬式のお声がかかった。
僕の顔は、テレビでは、一切公開してないから、ここでもプライベートがバレルことはない。
だが、挨拶文の要求は事務所から受けていたので何にしようか迷っていた。
と、こんな妄想していたら、悲しくなってきた。
その超有名人の葬式には、関係者や、大衆が1万人近くいて、皆の顔が暗かったんだ。
で、僕は、こんな挨拶文を考えてた。
もし、未来で同じ状況が起こったとしたら、僕は、以下の挨拶文を、イケメンのタッキーにでも読んでもらおうと思う。
~挨拶文~
超有名人さん、お亡くなりになって、残念です。
ですがこのような葬式の機会をいただいて、本当は、ありがとうと申さなければいけません。
ここからは、堅苦しい言葉の敬語なくして、僕らしい言葉で、語ってみたいと思います。
直ぐに終わりますから安心してください。タッキーさん感情を込めてよろしくねw
。
タッキーの声
葬式とはいえ、せっかく、こうして皆が集まっている!
つまらなく、暗い話をするより、皆で遊ぼうじゃないか!
お祭り騒ぎでも、子供じみた冠蹴りでもなんでもいい・・・
そして、皆、お互いを好き合おう!!。
それが何よりの、死者への弔いである。
僕たちの出会いを貴方が最後に繋いでくれている・・・。
そのお陰で、僕たちは、これから幸せになれるのだから・・・私の言葉はこれでオシマイ。
タッキーさんお疲れ様でした。
今度一緒に、ご飯でも食べに行きませんか?
事務所を通してくれれば、僕はいつでも歓迎します。
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この挨拶文どう思いますか?
何やらワクワクしてきません?
参加者は、1万人も居る・・・一体、一万人でどんなことが出来るだろうか?
缶蹴り等した日には、鬼さんが、大衆の渦に飲み込まれて、殺されてしまうような気がします。
皆は、何かしたいことない?感想の所に意見をお待ちしております。