みなさまこんにちは、アスペによるアスペの子育てやり切った感あるけど、まだ終わらない岩堀由美子です。
高校卒業間近のアスペ娘は労働基準法完全無視的アルバイトの掛け持ちを敢行しており、最近は親子でゆっくり話す時間もありません。娘は総合選抜型入試で昨年9月には京都芸術大学ヘの進学を決めていたのですが、娘の彼氏さんの進学先も先週一般入試で決まったので、我家としてもやっと完全に解放された感じです。
娘たちが一期生として3年間を過ごした高校は、コロナ禍の最中にありながらも思春期から青年期の子どもたちに、なかなかよい成長機会、時間と空間を提供してくれたと思います。これまでのところ京都芸術大学附属高には本当に多様な生徒が集まっていて、様々な意見や主張が飛び交っていたのが素晴らしくよかったと思います。
子どもたちに言わせれば、「クソ」なこととか「クズ」なやつとかいっぱい出てくるわけですが、そういう自分には納得のいかない現実や思想的に相いれない人々の存在を知り、「ウザ」くても冷静に相手の意見を聴かなければ議論にならない環境ルールは、かなりよかったと思います。あと、友達がいてもいなくてもよい空気感も良かったと思います。生徒数は多いので通信制にしてはえらくにぎやかな感じですが、よく見ると「ぼっち」の人がたくさんいて同調圧力がないのがわかります。
私が京都芸術大学附属高校を本当に高く評価している根拠については、あまりにも過激なので書けないことが多いです。書いてしまうと営業妨害になりそうです(笑)。なるべく穏当に表現するなら、自由と自己責任の基準が日本の高校とは思えないレベルです。時間的拘束が本当に少ないので、自分次第で果てしない可能性が開けます。ほんの一例ですが、アルバイトで塾代を稼いで一般入試で有名私学に合格した子がいます。その子が無理して全日制高校に通っていたとして、もっと良い結果が出たとは限らないと思います。なんにしても、10代後半の貴重な経験、素晴らしい挑戦だったと思います。自由過ぎる環境は自主性が低いお子さんには厳しいかもしれませんが、大人しい子に気を配ってくださる優しい先生方もいらっしゃいますし、レポートや試験のサポート、進路相談も徐々に充実しつつあります。私個人の見解としては、発達特性的に理屈っぽくて生意気で、普通の学校ではしんどかった人に特にお勧めしたいと思います。
さて、こんな学校を作ろうとしている先生方には、深い感謝と敬意を表します。この学校が個性豊かでエネルギーに満ちた(あるいは秘めた)子どもたちの居場所であり続けますように!充分な人員配置と待遇で、志ある先生方が活躍し続けられる学校でありますように。