今日はめったに話す機会のないお友達と、私の部屋でゆっくりお茶会をした。私としてはとても楽しい時間を過ごしたんだけど、彼女の言う不倫の意味がとてもわかりやすかったので、みなさんと共有しようと思って(笑)。
既婚者との恋愛に苦しんでいる人の、「どうしても好きで別れられない」という気持ちに対する彼女なりの答えがシンプルだけど秀逸。
「不倫の慰謝料の相場は200万円。高く見積もって300万円。それだけの貯金があって、その気持ちのためにいつでも払う準備があるなら好きにしていいんじゃない。ただし、そのお金で彼を買えるわけじゃないし、自分のものになるわけでもない。」
なるほど、物凄くシンプルだけどリアルでわかりやすい。
相手の家庭を壊したくないとか、他人を傷つけたくないという感情が、恋愛感情のストッパーにならないことは世間で証明されている。それなら慰謝料の相場を自分の気持ちを量る基準にしたっていいんじゃないだろうか。
不道徳だという批判が聞こえてきそうなんだけど、今の日本社会の現状を眺めるに、倫理観は恋愛行動の基準になってないよね。金額の意味は人によって違うだろうけど、違法行為に対するペナルティとしての現実感はもてるよね。
ちなみに私はとても若い頃に、とても尊敬する大人の女性から、
「盗って取れる程度のものは盗ってよい。壊せる程度の関係なら壊してもよい。」
という、これまたしごくシンプルな教えを受けた。その心は恋愛至上主義にあったかもしれないけど、簡単には盗れないし、簡単には壊せないという教えでもあったと思う。それでも欲しいなら当たって砕けろ・・・みたいな感じ。その後の人生には当たって砕けたこともあっただろうし、そこまでの覚悟はないなと尻尾をまいたこともあるだろう。長く人間やってると色々あるけど、誰かのものを盗りきれるほどの情熱は私にはない気がする。
そんなこんなで、自分達の夫婦関係についても結婚当初から「壊れる程度の関係なら、いつ壊れてもかまわない」みたいな感覚がある。今となっては壊れないし終わらないというのが苦痛だったりするんだけど(笑)。お友達と二人して、なんだか私たちの即物的な考え方って、アスペと関係あるかなとか確認し合ったけど、アスペ型の思考も時には社会には必要だよね。
幸福な家庭の価値からしたら、200万円って恐ろしく安いよ。それが高いと思うなら、さっさと尻尾巻いた方がいい。しかも不倫に付随する社会的制裁は経済的なものだけでは済まないし。それでも気持ちが止められないという人に、私たちが意見することはないと思う。