娘の私を求める激しさに、
苦しくて息絶えてしまいそうになる。

愛なんて売るほどあるとうそぶいてた私が、
売り切れの予感に戦慄する。
愛する力も愛されることにも、
尋常ならざるエネルギーを確信してきたのに。
どこまで愛せるか、愛され得るのか、
苦行を積むごとくに生きてきたのに。
他には何もできないほどに、
娘の愛を呑みこんでも、
対峙しきれない私が崩壊の予感に軋んでいる。

否!笑止!

「あなたが求めるだけ私はここに在る」

私は自ら望んでこの魂を捧げているのだから、
貪欲に食らい尽くせばいい・・・

今ならわかる。
私は異形の魂の完成のために、
この娘を産んだのだ。

救われたいなんて思わない。
壊れてしまったって、終わらない。

見たいだけ、私はあなたが誰になるのか見たいだけ。

まだ愛せる、まだ愛せる・・・
私のエネルギーはこんなもんじゃない。